
LINEで一斉送信のやり方!無料プランでも活用できる簡単な方法
LINEにある「一斉送信」機能は、多人数に同じメッセージを一気に届けられる非常に便利な機能です。
プライベートのグループ連絡やビジネスでのお知らせなど、幅広いシーンで活用できます。
ただし、多くの相手に同じ内容を送るからこそ、送信する目的やタイミングには気を配る必要があります。
この記事では、個人アカウントと公式アカウントを使ったLINEの一斉送信方法と、送信時に押さえておきたい注意点をわかりやすく解説します。
一斉送信を上手に活用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Index
1-1. 友達登録が必要
1-2. プライバシーの配慮が求められる
2-1. グループを作成してメッセージを送信する
2-2. トークで複数人を選択して送信する
3-1. 管理画面にログイン・アプリの起動
3-2. メッセージ作成
3-3. 配信設定
3-4. 高度な設定(必要に応じて)
3-5. 配信実行
4-1. ユーザーに不快感を与えないようにする
4-2. テスト配信で誤送信を防ぐ
4-3. メッセージ数が超えないように調整する
5. まとめ
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LINE(ライン)一斉送信の基本を理解しよう

LINE一斉送信は、多くのユーザーに同時に情報を届けられる効率的なコミュニケーション手段です。
たとえば、個人アカウントでも複数の友人にまとめてイベントの案内や大事なお知らせを送るときに役立ちます。一回の操作で必要な情報を共有できるため、タイムリーな告知やスムーズな連絡にぴったりです。
ビジネスで活用する場合は、LINE公式アカウントを使って多くの顧客やファンにキャンペーン情報や感謝のメッセージを届けられます。
一度に大勢へメッセージを発信できるので、販促や情報提供をスピーディーに行えるのが魅力です。
こうしたさまざまなシーンで力を発揮する一斉送信ですが、正しく理解して運用しないと逆に迷惑をかけてしまうこともあります。
ここでしっかり基本をおさえ、上手に活用していきましょう。
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友達登録が必要
LINEで一斉送信を行うには、まず「友達」として相手が登録されている必要があります。これは個人アカウントでも公式アカウントでも同じです。
個人アカウントの場合は、LINEグループなどを作成して一括でメッセージを送ります。そのためには、あらかじめ送信相手を友達リストに追加しておきましょう。
一方、企業や団体が使うLINE公式アカウントは、フォロワーとなるユーザーが「友達に追加」してくれることで、一斉配信のリストに組み込まれます。
公式アカウントを使用すれば、多数のユーザーへ同時にお知らせが可能です。
どちらにしても、一斉送信したい相手とつながっていることが前提になるので、まずは「友達登録」が大切だと覚えておきましょう。
プライバシーの配慮が求められる
一斉送信をする場合は、たくさんの人の目に触れることを意識して内容を十分に確認することが重要です。
個人アカウントなら、送った後に個別にメッセージを取り消す手間が大きく、公式アカウントに至っては送ってしまったメッセージを取り消す手段がありません。
プライバシーに関わる情報や、受け取った人が不快に感じる表現が含まれていないか、あらかじめチェックしましょう。
気づかずにトラブルを招かないためにも、複数人に同じメッセージを送る際は内容を細かく見直すことが大切です。
個人アカウントでのLINE(ライン)一斉送信の方法

それではここから、具体的な一斉送信のやり方を紹介していきます。まずは個人アカウントを使う場合の方法です。
グループを作成してメッセージを送信する
最も一般的なのが、LINEの「グループ」を作って、グループ内で一斉送信する方法です。手順は下記のとおりです。
1.LINEアプリの「ホーム」画面を開く
2.「友だちリスト」に表示されている「グループを作成」を選択する
3.「友だちを選択」画面でメンバーを追加する
4.グループ名を設定し、右上の「作成」を選択する
5.作成したグループにメッセージを送信
グループを作ることで、その後も同じメンバーと継続的にやり取りできるので便利です。プライベートの友人同士の連絡や、仕事でのプロジェクト単位での情報共有にも重宝します。
トークで複数人を選択して送信する
もうひとつの方法として、「keepメモ」を活用した複数人への転送があります。
keepメモとは、自分だけが閲覧できるトークルームのことです。そこに作成した文章を一斉に転送することで、最大15人まで同時にメッセージを送信できます。手順は以下の通りです。
1.LINEアプリの「トーク」画面を開く
2.「keepメモ」を選び、メッセージを作成
3.作成したメッセージを長押しし「転送」を選択
4.画面下部にある「転送」をタップし、「送信先を選択」画面で「もっと見る」を選ぶ
5.「友だち」の一覧から送りたい相手を選び、右上の「転送」をタップ
グループを作成しなくても複数人へ一度にメッセージを届けられるので、送りたい相手が限られた人数のときに便利です。
また、受け取った側には“一斉送信”であることがわかりにくいため、必要に応じて使い分けるとよいでしょう。
【DL資料】LINE公式アカウントの費用対効果を高める方法
LINE(ライン)公式アカウントでの一斉送信方法

続いて、LINE公式アカウントを使った一斉送信の手順を見ていきます。
企業や店舗、団体などで多くのユーザーへ情報を届けたいときに適した方法です。
【DL資料】LINE公式アカウントの活用方法〜基礎編〜
管理画面にログイン・アプリの起動
まずはLINE公式アカウントの管理画面にアクセスし、一斉送信を行いたいアカウントを選択します。
スマホのアプリからでも、PCのブラウザからでも対応できます。
メッセージ作成
管理画面の左サイドメニューなどにある「メッセージを作成」を選択し、送信する文章や画像などの内容を入力します。
ここで誤字脱字がないかチェックしながら、丁寧にメッセージを作りましょう。
配信設定
「メッセージ配信」画面では、配信先や配信日時などを設定します。
通常は「すべての友だち」に送信し、配信日時を「今すぐ」か、希望の日時に指定します。
タイミングを考慮して設定することで、より多くのユーザーに見てもらいやすくなります。
高度な設定(必要に応じて)
必要に応じて「高度な設定」オプションを使うと、配信をさらに最適化できます。
LINE VOOMに投稿
公式アカウントのフォロワー以外にも情報を届けたいときに便利
配信メッセージ数の上限を指定
追加料金やメッセージ数をコントロールしたい場合に利用
A/Bテストを作成
複数のメッセージパターンを比較し、より効果的な内容を見極められる
キャンペーンを設定
配信効果を分析するための機能。どの程度の反応があったかを追跡できる
配信実行
最後に設定内容を再確認し、「配信」ボタンをクリックすれば、一斉送信が完了です。
送信後は内容の取り消しができないので、誤字脱字やリンク切れがないかしっかり確認したうえで実行しましょう。
LINE(ライン)一斉送信の際に注意すべきポイント

ここからは、一斉送信の際に押さえておきたい注意点について解説します。
相手にとって不快にならないよう、また自分が損をしないようにするために、ぜひチェックしてみてください。
ユーザーに不快感を与えないようにする
特に公式アカウントを使った一斉送信では、配信の頻度やタイミングを間違えると、ユーザーに「しつこい」と感じられてブロックや削除につながる場合があります。
通知が多いと嫌われがちなので、相手が見やすい時間帯を狙って、適切な頻度で配信することを心がけましょう。
また、送る内容も大切です。
興味を持ってもらえるキャンペーン情報や役立つ情報、お得なクーポンなど、ユーザーにとって価値のあるメッセージを優先することで、好印象を維持しやすくなります。
テスト配信で誤送信を防ぐ
LINE公式アカウントの場合、一度送ってしまったメッセージは取り消せません。
そのため、メッセージ内容を事前にチェックできる「テスト配信」を活用しましょう。
誤字やリンク切れ、日時のミスなどをあらかじめ確認することで、大きなトラブルを防げます。
社内のメンバーなど少数人でテスト配信を行い、問題がないかを確認したうえで本番配信をするのがおすすめです。
メッセージ数が超えないように調整する
LINE公式アカウントには、契約プランに応じて月に送れる無料メッセージ数が決まっています。
無料枠を使い切ってしまうと、プランによっては追加料金が発生したり、そもそも追加送信自体ができなくなったりします。
余計なコストをかけないためにも、配信前に自分のプランと現在の利用状況をしっかり把握しましょう。
「高度な設定」で配信メッセージ数の上限を決められるので、プランに応じたメッセージ数を守ると安心です。
まとめ
この記事では、LINEの一斉送信を個人アカウントと公式アカウントの両面から紹介しました。
一度に多くの相手に情報を届けられるのは非常に便利ですが、配慮を欠いた送り方をすると逆効果にもなりかねません。
それぞれの方法や注意点をしっかり理解し、受け取る側にもメリットを感じてもらえるような使い方を心がけましょう。
正しく使えば、プライベートの連絡もビジネスでの告知もスムーズにこなせるはずです。
あなたの目的に合わせて、一斉送信機能をぜひ活用してみてください。

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