LINE公式アカウントでのPDFの送信方法を解説!送信できない時の対処法も

2025年1月16日

LINE公式アカウントを活用している企業にとって、PDFファイルの送信はマニュアルやカタログなどを迅速に共有するのに便利な手段です。

しかし、実際にPDFファイルを送ろうとすると、うまく送信できないケースもあります。

この記事では、LINE公式アカウントでPDFを送る具体的な方法や、送信できないときの対処法を詳しく解説します。

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LINE公式アカウントでのPDFファイルは送信できる?

LINE公式アカウントでのPDFファイルは送信できる?

まず知っておきたいのは、LINE公式アカウントの「一斉送信」機能では、PDFを直接添付できないという点です。

LINE公式アカウントはテキストや画像(JPG/JPEG/PNG)、動画、スタンプなど、特定のファイル形式にのみ対応しており、一般的な文書ファイルであるPDFをそのまま送ることはできません。

一方で、1:1のチャット機能であればPDFファイルを送信できます。

この場合は顧客ごとに個別対応が必要となるため、多くの相手へまとめて資料を届けたいケースでは手間が増えます。

LINE公式アカウントを使って「複数の顧客に情報を一度に届けたい」というニーズが高い企業ほど、「一斉送信でPDFを添付できない」という制限は大きな課題となり得るでしょう。

LINE公式アカウントでPDFファイルを送信する3つの方法

LINE公式アカウントでPDFファイルを送信する3つの方法

LINE公式アカウントは、企業と顧客とのコミュニケーションを簡単にする便利なプラットフォームですが、PDFの一斉送信には対応していません。

そこで、PDFを共有したい場合は次の 3 つの方法のいずれかを選びましょう。

チャット機能を使う方法

1:1のチャット機能であれば、「docx」や「xlsx」などのオフィスファイルと同じように、PDFファイルをそのまま送信できます。

問い合わせに対して個別に資料を送りたい場合や、PDFファイルを送信するユーザーが少数ならば、このチャット機能を使うだけで十分対応できるでしょう。

ただし、「多くの顧客に一斉に PDF を送りたい」と考えている場合は、別の方法を検討する必要があります。

また、ファイルには保存期間が定められていることに注意しましょう。

画像に変換して一斉送信する方法

PDF をそのまま添付できない一斉送信において、比較的よく使われるのが「PDFを画像化」する方法です。

この方法のメリットは、受信したユーザーがわざわざ別のアプリやリンクに移動しなくても、届いたメッセージ画面上で直接内容を確認できる点です。

注意点としては、PDF が複数ページにわたる場合にページごとに画像ファイルを分割する手間や、画像ごとのファイルサイズ制限(10MB以下)があることが挙げられます。

大容量のパンフレットやカタログを無理やり画像化すると、結局複数に分ける必要があり、受信する側も混乱しやすいです。

資料のページ数が少ない場合や、一時的なキャンペーン情報などを簡潔に伝えたいときに活用するとよいでしょう。

オンラインストレージを使う方法

3 つ目の方法は、Googleドライブなどのオンラインストレージを使い、その共有リンクを配信する方法です。

最初に GoogleドライブへPDFファイルをアップロードし、「リンクを知っている全員が閲覧可」の設定に変更してリンクをコピーします。

それを LINE公式アカウントのメッセージに貼り付けて配信するだけで、ユーザーは受信した URL をタップすることで簡単にファイルをダウンロード・閲覧できます。

この方法の大きな利点は、ファイルサイズやページ数にとらわれず、大量の資料でもスムーズに共有できる点です。

さらに、複数のPDFファイルをまとめてアップロードしておけば、一度に多くの資料をユーザーに提供することも可能です。

ただし、クリックした先が外部サイトになるため、ユーザーによっては「安全なのか分からない」と感じるリスクがある点は押さえておきましょう。

信頼性を高めるためには、リンク先のファイルの概要や目的を事前に案内しておくことが大切です。

LINE公式アカウントでPDFファイルが送信できない原因と対策

ここからは、PDF送信時によくあるトラブルや対処法を確認します。

せっかく作成した資料が送れなかったり、エラー表示が出たりすると、顧客対応にも影響が及ぶため、以下のポイントを把握しておくと安心です。

一斉配信時のよくあるエラー

一斉配信では PDF ファイルを直接添付できず、もしそれを試みるとエラーが表示されることがあります。

もともと PDF に対応していないため、システム的に受け付けられないのです。

この問題を回避するには、画像化したファイルを送るか、オンラインストレージのリンクを案内するといった代替方法を選んでください。もし別のファイル形式でもエラーが出る場合は、ファイルサイズや形式、通信環境を改めて確認する必要があります。

ファイル形式やサイズの確認

PDFをチャット機能で送信する場合、最大で 100MB ほどを目安に送れると言われていますが、大きなファイルを送るとアップロードやダウンロードに時間がかかり、相手にも負担がかかります。

画像ファイルとして送る場合は 10MB 以下の制限があり、複数ページを分けて送る必要があるかもしれません。ファイルサイズが大きいときは圧縮したり、解像度を下げたり、ページを分割するなど、送信側での工夫が重要です。

テスト送信を行って、受け取った側の使い勝手を確かめるのもおすすめです。

通信環境が原因の場合

ファイルの形式やサイズに問題がなくても、送信時に電波が弱かったり不安定な状態だと転送が途中で途切れる可能性があります。

特に、移動中やWi-Fiが断続的につながる場所では送信・受信ともに失敗が起きやすいです。こうした場合は、安定したネットワーク環境に切り替えてから再度送信を試してみましょう。

受け取る側も同様に、データ通信量が多いファイルをダウンロードするにはWi-Fiが望ましいため、事前に案内しておくとスムーズです。

「LINEコール」に関しても解説しています。是非こちらも読んでみてください↓

LINE公式アカウントの電話機能『LINEコール』徹底解説!

まとめ

LINE公式アカウントではPDFファイルを一斉送信できませんが、チャット機能や画像変換、そしてオンラインストレージのURLを送る方法などを組み合わせれば、十分に柔軟な運用が可能です。

ファイルサイズや通信環境などの問題に気をつけながら、トラブルが起きそうなときは事前に確認を行いましょう。

こうした対策を踏まえることで、ユーザーにスムーズに資料や情報を届けることができます。円滑なコミュニケーションを図るためにも、用途に合ったファイルの送信方法を選んで活用してみてください。

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萩原 理香子

編集者 萩原 理香子

CATS株式会社 マーケティング戦略室

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