
LINE友だち追加広告(CPF)とは?LINE公式アカウントへの効果的な広告集客法を徹底解説!
LINE公式アカウントを作成してみたものの、友だち数が増えないことであまり有効活用できていない企業も多いのではないでしょうか?
各SNSからLINEに誘導したり、実店舗などオフラインで友だちを獲得したり、予算をかけないLINE友だちの集客方法もありますが、LINE公式アカウントの開設初動等、集客に勢いをつけたいときには広告によってLINE友だち数を増やすことが有効です。
本記事では、LINE友だち追加を促すための広告である「LINE友だち追加広告」を詳しく解説します。
LINE友だち追加計測ツール

LINEの友だち追加を媒体やクリエイティブごとに正確に計測し、広告施策の効果改善を実現するツール。
LINE友だち追加後の「予約」や「購入」などのユーザーアクションもCVとして計測でき、売上成果につながる広告媒体が明瞭化。施策は媒体別・キャンペーン別・クリエイティブ別に計測できるため、最適な予算投下が可能に。


LINE友だち追加広告とは?CPFとの違い
LINE友だち追加広告は、LINE公式アカウントへの友だち追加を目的とした広告全般のことを指します。
LINEヤフー社が提供しているLINE広告に、『LINE友だち追加広告(CPF)』という広告配信機能があるため、「LINE友だち追加広告=CPF」を指すと誤認しがちですが、CPFはLINE友だち追加広告の一部でしかありません。
また、「LINE広告」などを含めて、LINE友だち追加をCTAとしたランディングページを回すための広告(その他の例:Meta広告、Googleリスティング広告 等)もLINE友だち追加広告の一部です。
参考:友だち追加広告(CPF)の配信面や配信方法を徹底解説!
LINE友だち追加広告のメリット

多くの企業がLINE友だち追加広告施策の取り組みを始めています。
どのようなメリットがあるかご紹介します。
CVR向上が期待できる
通常広告は、「購入」「申込」「予約」など、企業側にとって売上成果に近いアクションをCVポイントとして置くことが定石です。
しかし、ユーザーにとっては心理的・経済的にハードルが高く「他と比較してから」「もう少し考えてから」と、決断のしにくさにも繋がります。
しかし、LINEの友だち追加であれば、ユーザー側のリスク・デメリットをほとんど排除できるため通常広告より気軽にCVしてくれます。
また、「診断コンテンツ」「クーポン配布」など、LINE登録ならではの報酬を用意することによってさらにハードルを下げ、CVRを高めることができます。
継続的なコミュニケーションがとれる
先述したとおり、通常広告の「購入」「申込」「予約」などのCVポイントは、ユーザーにとっては心理的・経済的にハードルが高く「他と比較してから」「もう少し考えてから」と一度離脱の機会を与えます。
しかし、昨今のCookie規制などの影響でリターゲティング広告が制限されているため、「一度出会ったユーザーに再度出会いにいくことができない」状況です。
そこで、「LINE友だち追加」というアクションハードルの低いCVポイントでLINE公式アカウントに誘導することで、広告費用をかけずに継続的なコミュニケーションを実施できる。
潜在ユーザーを獲得することで他社との差別化ができる
近年、業界業種を問わず広告における競争が激化しています。
特に、リスティング広告は購買行動に近いユーザーが獲得できる手法であるため、多くの企業が出稿。その結果、競争激化が起こりCPCは高騰し続けています。
この激戦区内で闘うだけでなく、多くの企業がなおざりにしている「潜在ユーザー」を囲い込み・接触可能な状態にすることで、その他多くの企業との差別化を図ることが可能です。
LINE友だち追加広告はそのような潜在層の刈り取り手法の1つ。多くの企業がなおざりにしているユーザーに対して施策を打つことで、他社との差別化が可能です。
LINE友だち追加広告は主に2種類ある
LINE友だち追加広告は、広告クリエイティブからLINE友だち追加までの導線にクッションページを挟むか否かで2種類に分けることができます。
LP遷移型
LINE友だち追加を目的とした広告も通常広告と同一の広告媒体(Google広告、Meta広告、TikTok広告など)に出稿できます。
基本的には、広告クリエイティブのクリックからランディングページに遷移させ、サービスの詳細説明やメリットを紹介したのち、CTAとしてLINE友だち追加を促す手法が一般的です。
通常広告にも使われる媒体ですが、CVポイントが売上成果から遠い場所にあるのでCPA目標は売上成果からの遠さを加味して計画する必要があります。
CPF(友だち追加直結型)
クッションページを挟まず、クリエイティブのクリックから直接LINEアプリ内の「LINE友だち追加確認画面」に飛ぶ、友だち追加直結型もあります。
TikTokなどの動画広告ではQRコード、URLを表示させることで、ランディングページを用意することなく直接LINE追加を誘導することができます。
また、LINEアプリ上の広告枠にも、「友だち追加」を目的とした広告を出稿できます。
Point CPF広告の配信面
- トークリスト:LINEアプリの中で最もユーザーのアクティブ性が高い
- LINE NEWS:MAU約7,700万人(2021年8月時点)と高いアクティブユーザー数が特徴
- LINEVOOM:MAUは約6,800万人(2019年8月時点)、ユーザーは女性の方が多く幅広い層が利用
LINEを使用している際に目にする場所に掲載されるため、友だち追加される可能性が高くなります。
最近のアップデートでは、バナー上のアクションボタンをクリックすることで、すぐに友だち追加が完了するため、CV率は高くなりますが、意図せず友だち追加されてしまったという場合には、即時ブロックの可能性も高くなるため注意が必要です。
LINE友だち追加広告を実施すべき企業とは
通常広告は配信しているけど、わざわざLINE友だち追加広告を配信する必要はあるのでしょうか?
購入に対して即決してもらうことが見込めない商材は、特にこの広告手法をおすすめします。
特に検討期間が長い商材は、顧客エンゲージメントを高める必要性があるため、初回接触時にLINE公式アカウントで定期接触が可能な状態にしていくことが理想的です。
クリニック、スクール、ジムなど、高額サービスのため必ず他社比較がされるものは特に、LINE導線を用意したほうがよいでしょう。
LINE友だち追加広告の成功事例
株式会社バルクオム
LINE誘導で、多くの潜在ユーザーを購買に繋げるコミュニケーションを実現
引用:LINEヤフーforBusiness_株式会社バルクオム
バルクオム株式会社は、主力である化粧品事業のさらなる拡大に向けて、あらゆる広告媒体で幅広いユーザーへの訴求を実施。
その際、最終アクションよりハードルの低い「LINE友だち追加」に誘導し、公式アカウント内での会話を通じて購買に結びつけることで、潜在ユーザーでもCPAを合わせることに成功しています。
潜在ユーザーは友だち登録直後にコンバージョンする可能性は薄い一方で、日々のコミュニケーションを通じてCVの可能性を秘めています。
LINE公式アカウントの活用方法を以下資料でも紹介しています。
併せてご確認ください。
【DL資料】ー新規顧客獲得に悩む:美容クリニック・ジムなどの店舗をお持ちの企業様へ―LINE公式アカウント活用事例
まとめ
LINE友だち追加広告と聞いて「LINE広告」や「CPF」のみを指すと認識していた方も多いのではないでしょうか?
最近では、LINE公式アカウントへの誘導の有効性が認められつつあることで様々な経路が活用されています。
今後LINE施策を実施される方は勿論、「LINE広告」「CPF」を一度実施して思うような成果を得られなかった方も、再度LINE友だち追加施策を検討してみてはいかがでしょうか?

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