LINEリッチメニューの作り方:設定手順と成功事例をわかりやすく解説

2025年2月7日

LINE公式アカウントを運用する際、リッチメニューの設定はユーザーに情報を届けるうえで大きな役割を果たします。

「設定が難しそう…」と思われがちですが、基礎をおさえて作業を進めていけば、初めての方でもスムーズに導入できるはずです。

本記事では、リッチメニューの作り方や画像アップロード・リンク設定などの手順を、分かりやすく丁寧に紹介します。

少しでも参考にしていただき、LINE公式アカウントを通じてユーザーとのつながりをより充実させてみてください。

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LINEリッチメニューとは?

LINEリッチメニューとは?

リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示されるメニュー画面です。

 

ユーザーはリッチメニューをタップするだけで、外部リンクへのアクセスやクーポンの取得、商品情報の確認などを簡単に行えます。視覚的に目立ちやすく、まさに“LINE公式アカウントの顔”と言える存在です。

 

たとえば、クーポン情報や新商品のお知らせなどを直接メニューに載せておけば、ユーザーがLINEを開くたびに目に留まりやすくなります。そのため、クリック率の向上やブランドイメージのアピールにも効果的です。

 

さまざまな機能を利用できるリッチメニューは、ユーザーの行動を自然に促すうえで欠かせない要素となっています。

【DL資料】LINE公式アカウントの活用方法〜応用編(外部ツールで使える機能)〜

LINEリッチメニューを設定する準備

LINEリッチメニューを設定する準備

リッチメニューを導入するにあたっては、まずLINE公式アカウントの用意が必要です。

まだアカウントを持っていない場合は、この機会にぜひ新しく開設してみてください。

もしすでにアカウントを運用しているなら、「認証済みアカウント」の申請を行うと、ユーザーにとっても安心感が増し、信頼度を高めることができます。

アカウントの確認

リッチメニューはLINE公式アカウントの管理機能の一部です。

まずは自分のアカウントが正しく稼働しているかを確認し、必要に応じてアカウント情報の更新や追加設定を行いましょう。

認証済みアカウントになると、青色バッジが表示されるためユーザーへの安心感も大きくなり、集客の効果が高まりやすくなります。

素材の準備

リッチメニュー用の画像をあらかじめ用意しておきましょう。

メニューのサイズは「大」と「小」の2種類がありますが、いずれも解像度やファイルサイズに注意しなければなりません。

【フォーマット大】
【解像度高】2,500px ✕ 1,686px
【解像度中】1,200px ✕ 810px
【解像度小】800px ✕ 540px

【フォーマット小】
【解像度高】2,500px ✕ 843px
【解像度中】1,200px ✕ 405px
【解像度小】800px ✕ 270px

画像形式はJPG・JPEG・PNGを推奨し、ファイルサイズは1MB以内に抑えるのが望ましいです。

リッチメニューから誘導したいURLなども、事前に用意しておくとスムーズに設定できます。

必要なツールや知識

LINEリッチメニューの設定は「LINE Official Account Manager」という管理画面で行います。

操作自体はそれほど難しくありませんが、慣れないうちは画像やリンクの設定、表示期間などに注意しながら進めることが大切です。

PCまたはスマートフォンのブラウザから管理画面にアクセスできるので、自分の使いやすい環境を選んで作業を行いましょう。

LINEリッチメニューの設定手順

LINEリッチメニューの設定手順

 

ここからは、LINEリッチメニューの具体的な作り方をステップごとに紹介します。

LINE Official Account Managerにログイン

最初に、LINE公式アカウントを管理できる「LINE Official Account Manager」にログインします。

複数のアカウントを持っている場合は、リッチメニューを設定したいアカウントを選択しましょう。

新しいリッチメニューの作成

ログイン後、「ホーム」から「トークルーム画面」→「リッチメニュー」を選択します。

「テンプレート」の項目でリッチメニューのフォーマットを選びますが、画像サイズや配置の違う複数のテンプレートが用意されているので、目的に合わせて選択してください。

画像のアップロードとリンクの設定

「画像」タブをクリックすると、「背景全体の画像をアップロード」と「エリアごとに画像を作成」の2種類が選択可能です。

ここでは「背景全体の画像をアップロード」を選び、事前に用意した画像を読み込みましょう。

続けて、各ボタンに対して「アクション」を設定していきます。設定項目は以下の通りです。

・リンク:外部サイトへの誘導
・クーポン:LINEで作成したクーポンを表示
・テキスト:テキストを送信(自動応答と組み合わせるケースが多い)
・ショップカード:LINEで作成したショップカードを表示
・設定しない:タップしても反応しない

 

ユーザーがメニューをどのように使うかをイメージしながら、適切なアクションを割り当ててください。

プレビューと公開

画像やリンク設定だけでなく、以下の項目にも目を通す必要があります。

タイトル:管理画面の「リッチメニュー一覧」で表示される名称
表示期間:メニューを表示する期間。キャンペーンなど期間限定の告知に便利

各情報を入力したら「保存」し、プレビューで正しく表示されるかを確認しましょう。

問題が見つからなければ、そのまま公開手続きを進めてください。

公開後は、別のデバイスなどで動作をテストし、正しくリンクや画像が表示されるかをチェックすると安心です。

【DL資料】流入分析はなぜ必要?LINE公式アカウント施策のPDCAを叶えるマスト機能

LINEリッチメニューのトラブルと解決法

LINEリッチメニューのトラブルと解決法

LINEリッチメニューの作り方を進める中で、ありがちなトラブルとその対策を紹介します。

画像がうまく表示されない

リッチメニューの画像が乱れたり表示されない場合は、推奨解像度やファイルサイズを満たしているか、ファイル形式が正しいかを確認しましょう。

また、通信環境が不安定だとアップロードが失敗しやすくなります。ファイルを圧縮したり、ネット環境の良い場所から再度試したりしてみてください。

リンクが機能しない

リンクをタップしても反応しない場合は、URLに誤字脱字がないかをもう一度確かめましょう。

正しいURLを設定したあとは、プレビューまたはスマホ実機でリンクが開くかテストし、問題なくページが表示されればOKです。

公開設定が反映されない

メニューを公開設定にしたのにトーク画面に反映されないというケースは、保存を行っていなかったり、表示期間の指定ミスが原因になりがちです。

保存ボタンを押していなかったり、「表示する」ではなく「表示しない」になっていないか確認してみましょう。

また、サーバーの遅延で少し時間がかかる場合もあります。

【DL資料】LINE2.0<マーケター意識改革>-育成競争時代のLINE活用方法を知る-

まとめ

この記事では、LINEリッチメニューの基本的な作り方と設定手順、そしてトラブルへの対処法について解説しました。

見栄えの良いリッチメニューを配置することで、ユーザーが求める情報にスムーズにアクセスできるようになり、アカウントの活用度が一段と高まります。

画像やリンクの設定さえ慎重に行えば、初めての方でも分かりやすく、かつ魅力的なメニューを作りやすいでしょう。

ぜひ今回のガイドを参考に、自分のLINE公式アカウントをさらに魅力的にカスタマイズしてみてください。

ユーザーがリッチメニューを通じて快適に情報を得られれば、企業や店舗への親近感も自然と高まっていくはずです。

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萩原 理香子

編集者 萩原 理香子

CATS株式会社 マーケティング戦略室

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