
LINEリッチメニューの作り方:設定手順と成功事例をわかりやすく解説
LINE公式アカウントを運用する際、リッチメニューの設定はユーザーに情報を届けるうえで大きな役割を果たします。
「設定が難しそう…」と思われがちですが、基礎をおさえて作業を進めていけば、初めての方でもスムーズに導入できるはずです。
本記事では、リッチメニューの作り方や画像アップロード・リンク設定などの手順を、分かりやすく丁寧に紹介します。
少しでも参考にしていただき、LINE公式アカウントを通じてユーザーとのつながりをより充実させてみてください。
Index
2-1. アカウントの確認
2-2. 素材の準備
2-3. 必要なツールや知識
3-1. LINE Official Account Managerにログイン
3-2. 新しいリッチメニューの作成
3-3. 画像のアップロードとリンクの設定
3-4. プレビューと公開
4-1. 画像がうまく表示されない
4-2. リンクが機能しない
4-3. 公開設定が反映されない
5. まとめ
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LINEリッチメニューとは?

リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示されるメニュー画面です。
ユーザーはリッチメニューをタップするだけで、外部リンクへのアクセスやクーポンの取得、商品情報の確認などを簡単に行えます。視覚的に目立ちやすく、まさに“LINE公式アカウントの顔”と言える存在です。
たとえば、クーポン情報や新商品のお知らせなどを直接メニューに載せておけば、ユーザーがLINEを開くたびに目に留まりやすくなります。そのため、クリック率の向上やブランドイメージのアピールにも効果的です。
さまざまな機能を利用できるリッチメニューは、ユーザーの行動を自然に促すうえで欠かせない要素となっています。
【DL資料】LINE公式アカウントの活用方法〜応用編(外部ツールで使える機能)〜
LINEリッチメニューを設定する準備

リッチメニューを導入するにあたっては、まずLINE公式アカウントの用意が必要です。
まだアカウントを持っていない場合は、この機会にぜひ新しく開設してみてください。
もしすでにアカウントを運用しているなら、「認証済みアカウント」の申請を行うと、ユーザーにとっても安心感が増し、信頼度を高めることができます。
アカウントの確認
リッチメニューはLINE公式アカウントの管理機能の一部です。
まずは自分のアカウントが正しく稼働しているかを確認し、必要に応じてアカウント情報の更新や追加設定を行いましょう。
認証済みアカウントになると、青色バッジが表示されるためユーザーへの安心感も大きくなり、集客の効果が高まりやすくなります。
素材の準備
リッチメニュー用の画像をあらかじめ用意しておきましょう。
メニューのサイズは「大」と「小」の2種類がありますが、いずれも解像度やファイルサイズに注意しなければなりません。
【フォーマット大】
【解像度高】2,500px ✕ 1,686px
【解像度中】1,200px ✕ 810px
【解像度小】800px ✕ 540px
【フォーマット小】
【解像度高】2,500px ✕ 843px
【解像度中】1,200px ✕ 405px
【解像度小】800px ✕ 270px
画像形式はJPG・JPEG・PNGを推奨し、ファイルサイズは1MB以内に抑えるのが望ましいです。
リッチメニューから誘導したいURLなども、事前に用意しておくとスムーズに設定できます。
必要なツールや知識
LINEリッチメニューの設定は「LINE Official Account Manager」という管理画面で行います。
操作自体はそれほど難しくありませんが、慣れないうちは画像やリンクの設定、表示期間などに注意しながら進めることが大切です。
PCまたはスマートフォンのブラウザから管理画面にアクセスできるので、自分の使いやすい環境を選んで作業を行いましょう。
LINEリッチメニューの設定手順

ここからは、LINEリッチメニューの具体的な作り方をステップごとに紹介します。
LINE Official Account Managerにログイン
最初に、LINE公式アカウントを管理できる「LINE Official Account Manager」にログインします。
複数のアカウントを持っている場合は、リッチメニューを設定したいアカウントを選択しましょう。
新しいリッチメニューの作成
ログイン後、「ホーム」から「トークルーム画面」→「リッチメニュー」を選択します。
「テンプレート」の項目でリッチメニューのフォーマットを選びますが、画像サイズや配置の違う複数のテンプレートが用意されているので、目的に合わせて選択してください。
画像のアップロードとリンクの設定
「画像」タブをクリックすると、「背景全体の画像をアップロード」と「エリアごとに画像を作成」の2種類が選択可能です。
ここでは「背景全体の画像をアップロード」を選び、事前に用意した画像を読み込みましょう。
続けて、各ボタンに対して「アクション」を設定していきます。設定項目は以下の通りです。
・リンク:外部サイトへの誘導
・クーポン:LINEで作成したクーポンを表示
・テキスト:テキストを送信(自動応答と組み合わせるケースが多い)
・ショップカード:LINEで作成したショップカードを表示
・設定しない:タップしても反応しない
ユーザーがメニューをどのように使うかをイメージしながら、適切なアクションを割り当ててください。
プレビューと公開
画像やリンク設定だけでなく、以下の項目にも目を通す必要があります。
タイトル:管理画面の「リッチメニュー一覧」で表示される名称
表示期間:メニューを表示する期間。キャンペーンなど期間限定の告知に便利
各情報を入力したら「保存」し、プレビューで正しく表示されるかを確認しましょう。
問題が見つからなければ、そのまま公開手続きを進めてください。
公開後は、別のデバイスなどで動作をテストし、正しくリンクや画像が表示されるかをチェックすると安心です。
【DL資料】流入分析はなぜ必要?LINE公式アカウント施策のPDCAを叶えるマスト機能
LINEリッチメニューのトラブルと解決法

LINEリッチメニューの作り方を進める中で、ありがちなトラブルとその対策を紹介します。
画像がうまく表示されない
リッチメニューの画像が乱れたり表示されない場合は、推奨解像度やファイルサイズを満たしているか、ファイル形式が正しいかを確認しましょう。
また、通信環境が不安定だとアップロードが失敗しやすくなります。ファイルを圧縮したり、ネット環境の良い場所から再度試したりしてみてください。
リンクが機能しない
リンクをタップしても反応しない場合は、URLに誤字脱字がないかをもう一度確かめましょう。
正しいURLを設定したあとは、プレビューまたはスマホ実機でリンクが開くかテストし、問題なくページが表示されればOKです。
公開設定が反映されない
メニューを公開設定にしたのにトーク画面に反映されないというケースは、保存を行っていなかったり、表示期間の指定ミスが原因になりがちです。
保存ボタンを押していなかったり、「表示する」ではなく「表示しない」になっていないか確認してみましょう。
また、サーバーの遅延で少し時間がかかる場合もあります。
【DL資料】LINE2.0<マーケター意識改革>-育成競争時代のLINE活用方法を知る-
まとめ
この記事では、LINEリッチメニューの基本的な作り方と設定手順、そしてトラブルへの対処法について解説しました。
見栄えの良いリッチメニューを配置することで、ユーザーが求める情報にスムーズにアクセスできるようになり、アカウントの活用度が一段と高まります。
画像やリンクの設定さえ慎重に行えば、初めての方でも分かりやすく、かつ魅力的なメニューを作りやすいでしょう。
ぜひ今回のガイドを参考に、自分のLINE公式アカウントをさらに魅力的にカスタマイズしてみてください。
ユーザーがリッチメニューを通じて快適に情報を得られれば、企業や店舗への親近感も自然と高まっていくはずです。
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