友だち追加広告(CPF)の配信面や配信方法を徹底解説!
LINEは、日本国内で最も利用されているメッセージングアプリであり、ビジネスにおいても顧客とのコミュニケーション手段として非常に重要な役割を果たしています。
しかし、LINE公式アカウントを運用する中で、次のような悩みを抱えている企業も少なくないのではないでしょうか。
・LINE公式アカウントの友だちを効果的に増やす方法がわからない
・広告にコストをかけているが、期待した成果が得られていない
こうした課題を解決するために、「友だち追加広告(CPF)」を活用することが効果的です。CPF広告を活用することで、効率的かつコストパフォーマンスに優れた形で新規顧客を獲得することが可能です。
この記事では、友だち追加広告(CPF)の配信面や配信方法、さらにはその効果的な活用シーンについて詳しく解説します。
Index
2-1. トークリスト
2-2. LINE NEWS
2-3. LINE VOOM
2-4. ホーム
3-1. 効率よく友だち追加を集めたい時
3-2. ターゲティングしながら質の高いユーザーを集めたい時
5. まとめ
LINE友だち追加計測ツール
LINEの友だち追加を媒体やクリエイティブごとに正確に計測し、広告施策の効果改善を実現するツール。
LINE友だち追加後の「予約」や「購入」などのユーザーアクションもCVとして計測でき、売上成果につながる広告媒体が明瞭化。施策は媒体別・キャンペーン別・クリエイティブ別に計測できるため、最適な予算投下が可能に。
友だち追加広告(CPF)とは?
友だち追加広告(CPF)は、LINE Ads Platform(LAP)を通じて配信されるLINE上の広告形式の一つで、LINE公式アカウントの友だち追加がされる度に費用が発生する成果報酬型の広告です。
CPF広告はターゲティング精度が高く、特定の年齢層や地域、興味・関心を持つユーザーに効果的にリーチできるため、CPAを抑えられるという特徴があります。
この広告はユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加することに特化しており、効率よくLINE公式アカウントの友だちを増やしたい時に使用される広告です。
友だち追加広告(CPF)の配信面は?
友だち追加広告(CPF)は、LINEアプリ内のさまざまな場所に配信され、ユーザーに広告を効果的に届けます。ここでは、主要な配信面について見ていきましょう。
トークリスト
トークリストはアクティブユーザーが最も多い配信面です。友だちとのメッセージのやり取りが表示されるリストに広告が挿入されるため、非常に高い視認性を持っています。
LINEを開いた瞬間に表示されるため、広告のインプレッション数が高く、友だち追加への誘導が期待できます。
LINE NEWS
LINE NEWSは、LINEアプリ内にあるニュース機能で、月間154億PVを超えるNo.1スマートフォン向けニュースサービスです。
ニュースを閲覧する際に自然に目に入るため、広告の違和感を低減させることができることが特徴の一つです。
LINE VOOM
LINE VOOMは動画や画像コンテンツを中心に展開されるフィード形式のコンテンツプラットフォームです。LINE VOOMの訪問ユーザーは6,800万人以上でそのうち4,900万以上は月に1回以上広告を閲覧しており、多くのユーザーへのリーチが可能です。
ホーム
LINEアプリの「ホーム」タブに広告を掲載します。
「ホーム」タブは、友だちの確認やスタンプショップなど、LINEの様々なコンテンツへの入り口の役割を果たしています。
友だち追加広告(CPF)はどんな時に有効的?
友だち追加広告(CPF)は主に下記2点の時に有効です。
・効率よく友だち追加を集めたい時
・ターゲティングしながら質の高いユーザーを集めたい時
それぞれ解説します。
効率よく友だち追加を集めたい時
友だち追加広告(CPF)は、ユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加した時点で費用が発生する「成果報酬型」の広告です。そのため、無駄なコストをかけずに、確実に友だち追加の成果を得たい場合に非常に有効です。
特に、短期間で友だちの数を増やしたいキャンペーン時や、新商品・サービスのプロモーション時に利用することで、効率的に新規顧客を集めることができます。
ターゲティングしながら質の高いユーザーを集めたい時
CPF広告は、年齢や性別、地域、興味・関心に基づいてターゲティングが可能なため、質の高いユーザーを集めたい場合にも効果的です。
例えば、特定の商品に関心を持つ層や、地域限定のサービスにリーチしたい時など、ターゲットを絞り込むことで広告の精度を高め、友だち追加後のエンゲージメントが期待できるユーザーを集めることができます。
友だち追加広告(CPF)の出稿方法
友だち追加広告の出稿は、LINE Ads Platform(LAP)を使用して行います。ここでは、出稿方法についてステップごとに解説します。
まずは認証済アカウントにする必要があるため、まだ未認証アカウントの場合は認証済アカウントに申請するところから始めましょう。
1.「友だち追加広告」から「利用を開始する」をクリックしてください。
2.次の画面では利用状況や出稿中の広告の管理が可能です。新規で配信を行う場合は「作成」をクリックしてください。
①今月の友だち追加広告による友だち追加数と、利用金額が表示されます。
②作成した友だち追加広告の管理タブです。申請済みと下書きのタブで管理されます。
③申請済みは、配信中、配信停止中、審査中、否認のステータスの広告が表示され、下書きは下書き保存中の広告が表示されます。
すべてのステータスまたは、配信中ステータスの広告の検索が可能です。
④広告のリストです。内容をクリックすると詳細が確認できます。
3.広告を配信するターゲットを設定します。広告を表示したいターゲットや予算にあわせて、配信先の設定を行います。
特に店舗系のアカウントで配信を行う場合は、地域の設定を行いましょう。
①「性別」を選択します。
②「年齢」を選択します。
③「エリア」を選択します。
④「興味・関心」を選択します。
⑤推定オーディエンスが表示されます。
4.広告予算を設定します。
①1日の予算を設定します。ただしシステムの仕組み上、設定された1日の予算を上回る場合があるため注意が必要です。
②予算の総額を設定します。費用が予算の総額に達すると広告の配信が自動的に停止されるため、この金額を超えて広告配信されることはありません。
③友だち追加あたりの上限予算の設定有無を選択します。
上限を設定すると上限予算を超えないように広告の入札が行われるため、1日の予算が消化されない場合があります。
④1日の推定パフォーマンスが表示されます。
5.広告のクリエイティブを設定します。
①画像の設定欄です。
②プレビューが表示されます。
6.設定内容を確認し、審査を申請します。
①「下書き保存」することができます。
②「編集」が可能です。
③審査を申請します。
審査で承認されると自動で広告の配信が開始され、予算に達成すると配信が終了します。
まとめ
友だち追加広告(CPF)は、LINE公式アカウントの友だちを効率的に増やすための成果報酬型広告です。この広告は、ユーザーが友だち追加を行ったタイミングで費用が発生するため、無駄なコストを抑えながら確実に新規顧客を獲得できる点が大きな魅力です。
CPF広告の配信面は、トークリストやLINE NEWS、LINE VOOM、ホームなど、LINEアプリ内のさまざまな場所で展開されており、ターゲットユーザーに効果的にリーチできます。また、年齢や地域、興味・関心に基づいたターゲティングが可能で、質の高いユーザーを集めることもできます。
友だち追加広告は、特に短期間での友だち獲得を目指すキャンペーンや、新規プロモーションに最適です。広告配信の手順も簡単で、ターゲティングの設定や予算管理も柔軟に行えるため、効率的な運用が可能です。LINE Ads Platformを活用して、LINE公式アカウントの友だちを増やし、ビジネスの成長につなげましょう。
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