LINEでフォームを作成する方法!LINE内完結と外部連携どっちがよい?

2025年2月14日

LINEでフォームを作成する方法にはいくつかの選択肢があり、LINE公式アカウント内で完結する方法と、外部ツールを連携させる方法の2つが主流です。

本記事では、LINEでフォームを作成する方法について、公式アカウント内の機能と外部ツールを活用する方法の違いを比較しながら、最適な活用方法を解説します。ぜひ参考にしてください。

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LINEでフォームを活用するメリット

LINEでフォームを活用するメリット

LINE公式アカウントを活用するうえで、フォームを用いてユーザーからの情報を収集する方法は非常に有効です。

ここではLINEでフォームを使うメリットを2つの観点からご紹介します。

【DL資料】LINE公式アカウントの活用方法〜応用編(外部ツールで使える機能)〜

回答を集めやすい

LINEでフォームを用いることで回答のハードルを下げることができます。

普段から多くのユーザーがLINEを使い慣れているため、新たにウェブサイトを開いて入力する手間やログイン作業がなく、送られてきたメッセージをタップして簡単な質問に答えるだけで完了します。

お礼でクーポンなどを渡しやすい

フォームに回答してもらった後にお礼としてクーポンやポイントを付与する場合も、LINEならやり取りがスピーディに行えます。

回答した直後にクーポンを発行するといった仕組みを導入すれば、回答者のモチベーションが高まり、回答率や再来店率の向上が期待できます。

LINEでフォームを作成する2つの方法

LINEでフォームを作成する2つの方法

LINEでフォームを作成するには、LINE公式アカウントそのものの機能を使う場合と、

外部ツールと連携して作成する場合の2パターンがあります。

【DL資料】LINE公式アカウントの費用対効果を高める方法

LINE公式アカウント内の機能を使用する

LINE公式アカウントには、簡易的にユーザーからの回答を収集できる機能が備わっています。

たとえばリサーチや投票などの機能を組み合わせることで、基本的な質問事項をまとめて受け付けることが可能です。

公式アカウントだけで完結できるため、外部サービスを導入する手間が少なく済みます。

ただし、アンケート形式などに特化した外部ツールほどカスタマイズ性は高くない点には留意が必要です。

外部ツールに誘導する

もう1つは、LINEのリッチメニューやメッセージ内のURLを通じて外部のフォームサービスに誘導する方法です。

GoogleフォームやLステップなど、自分が使いたい外部サービスのフォームにリンクを設定しておき、ユーザーに回答してもらう形になります。

外部ツールでは質問内容を柔軟にカスタマイズできたり、画像やファイルのアップロードを受け付けるなどの機能が用意されていたりと、より高度なアンケートや申し込みフォームを作りやすいのが魅力です。

【DL資料】LINEで叶える売上向上施策ー広告効果の低迷を解決する「ファンマーケティングとは」ー

LINE内の機能を使ってフォームを作成する方法

LINE内の機能を使ってフォームを作成する方法

LINEの機能だけでユーザーからの意見収集や簡易的な質問受付を行う場合、主にリサーチ機能と投票機能が活用できます。

設定や操作もシンプルなので、小規模なアンケートや簡単な申し込みを行いたい際におすすめです。

リサーチ機能の活用

リサーチ機能は、あらかじめ用意した複数の選択肢からユーザーに回答してもらうというかたちのアンケートを実施できます。

たとえば「あなたが一番興味を持っている商品ジャンルは?」「今回のイベントで期待するものは?」といった質問をLINE上で気軽に取れる点が特徴です。

結果は集計され、どの選択肢が最も多かったかが分かるようになっています。

簡易的な市場調査としても役立つので、施策の方向性を決めるうえで参考にできるでしょう。

投票機能の活用

LINEの投票機能は、グループチャット内で簡単にアンケートを実施できる便利なツールです。

例えば、友達同士で旅行先を決めたり、職場の同僚とランチの候補を選んだりする際に活用できます。

しかし、企業のLINE公式アカウントでの活用には適さない場合があります。投票機能は主に「グループ内の参加者が自由に投票できる仕組み」であり、LINE公式アカウントが運営する形とは少し異なるためです。

企業での活用においてはなるべくリサーチ機能を活用するようにしましょう。

【DL資料】LINEで叶える売上向上施策ー広告効果の低迷を解決する「ファンマーケティングとは」ー

外部ツールを活用したフォーム作成方法

外部ツールを活用したフォーム作成方法

アンケート項目が多かったり、詳細な顧客データを集めたい場合は、外部のフォーム作成ツールを利用すると便利です。

LINEと連携してリッチメニューやメッセージ内でリンクを案内すれば、ユーザーをスムーズにフォームへ誘導できます。

Googleフォームの作成と共有方法

Googleフォームは無料で使えるうえ、質問項目の追加やデザイン変更が簡単にできるのが特徴です。

回答データは自動的にスプレッドシートに反映されるため、集計やグラフ化も手軽に行えます。

作り方は以下のようにシンプルです。

・Googleドライブから「Googleフォーム」を新規作成
・質問を入力し、回答形式を選択
・デザインやテーマを好みに応じて調整
・「送信」ボタンからリンクを取得し、LINE公式アカウントへ貼り付け

ユーザーがリンクをタップするとフォームが開き、回答を送信できます。

メールアドレスや電話番号の取得、複数の選択肢や長文回答など、自由度が高い点がGoogleフォームの強みです。

LinyやLステップなどのサードパーティツールの活用

より本格的なマーケティングオートメーション機能を求める場合は、LinyやLステップなどのLINE連携ツールがおすすめです。

これらはライン内での配信管理やステップ配信、シナリオごとの分岐などを設定できるうえ、ユーザーが回答した内容をもとに自動でタグ付けを行うといった高機能を備えています。

とくに長期的な顧客育成(ナーチャリング)を重視するなら、こうした外部サービスの導入を検討すると、LINE公式アカウントの可能性をぐっと広げられるでしょう。

【DL資料】EC事業者向け:集客 / 新規顧客に苦戦する企業がLINE公式アカウントを活用すべき理由

フォーム活用の具体的な事例

フォーム活用の具体的な事例

LINEでフォームを活用すると、さまざまなシーンでユーザーとのスムーズなやり取りが可能になります。

以下に、具体的な活用事例を紹介します。

イベント参加申し込みフォーム

イベントセミナーやワークショップなどに参加する際、ユーザーが「LINEで届いたリンクをタップしてフォームに申し込む」流れを作っておけば、登録作業を減らせます。

自動返信メッセージで受け付け完了のお知らせを送り、当日はQRコードや受付番号でスムーズに来場できる仕組みを用意すれば、スタッフの負担が軽くなる上、参加者の体験も向上します。

商品予約フォーム

新商品や限定品の予約を受け付ける際、LINEフォームを使うと顧客にとってストレスの少ない予約体験を提供できます。

ユーザーはLINEから離れずに予約情報を入力し、予約完了後のメッセージでお礼や引き取りの案内などを送れるのがメリットです。

キャンセルや変更が発生した際にも、チャットを通してやり取りをスムーズに行えます。

アンケート調査フォーム

新商品開発やサービス改善などにおいて、ユーザーの声を直接取り入れるアンケート調査は欠かせません。

LINEで手軽に回答できるフォームを配信すれば、回答率が高まりやすく、有益な意見を多く集められるでしょう。

回答後に感謝クーポンや特典を渡せるため、顧客満足度を同時に高めることも可能です。

フォーム作成時の注意点

フォーム作成時の注意点

LINEでフォームを活用する際には、ユーザーがストレスなく回答できるように工夫することが重要です。

ここでは、フォームを作成する際に気を付けるべきポイントを解説します。

ユーザーの入力負担を減らす工夫をする

フォームが複雑すぎると、回答途中で離脱されてしまうリスクが高まります。

最低限の必須項目に絞り込み、ユーザーが短時間で入力できるよう心がけましょう。

たとえば、多くの項目を一画面に詰め込むのではなく、ステップごとに質問を出すなどの工夫が役立ちます。

情報の取り扱いに注意する

フォームを通じて収集するデータには、個人情報が含まれることが多いです。

LINE上でのやり取りだからこそ、セキュリティやプライバシー保護には十分配慮しましょう。

ユーザーには、利用目的や保管方法を明確に伝え、適切な同意を得ることが重要です。

不必要に細かい個人情報を求めるのは控え、信頼を損なわないよう管理を徹底してください。

【DL資料】流入分析はなぜ必要?LINE公式アカウント施策のPDCAを叶えるマスト機能

まとめ

LINE公式アカウントでフォームを活用することで、顧客とのコミュニケーションが一層円滑になり、

アンケートや申し込みなどさまざまな用途で情報をスムーズに収集できます。

特にLINEはユーザーが日常的に使うツールなので、フォームへの回答率が高まりやすく、また回答後にクーポンやポイント付与など、メリットを即時に提供しやすいのも大きな利点です。

自社のニーズに応じて、LINEのリサーチや投票機能を使うか、Googleフォームなど外部ツールを活用するかを見極めれば、最適なフォーム活用ができるはずです。

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萩原 理香子

編集者 萩原 理香子

CATS株式会社 マーケティング戦略室

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