広告計測ツール「L-ad」がSEO対策にも使える⁉
「広告の計測が得意」という印象が強いLINE友だち追加計測ツール「L-ad」ですが、
実は広告の計測だけでなく、SEO対策にも活用できることをご存知でしょうか?
今回は、L-ad活用の応用編として、SEO効果を最大限に引き出す方法をご紹介します。
LINE友だち追加計測ツール
LINEの友だち追加を媒体やクリエイティブごとに正確に計測し、広告施策の効果改善を実現するツール。
LINE友だち追加後の「予約」や「購入」などのユーザーアクションもCVとして計測でき、売上成果につながる広告媒体が明瞭化。施策は媒体別・キャンペーン別・クリエイティブ別に計測できるため、最適な予算投下が可能に。
なぜSEOでの新規獲得が必要なのか?
そもそも広告計測ツールを複数提供しているCATS社員が、
なぜSEOを推奨するような記事を書くかに触れておきたいと思います。
昨今、マーケターの皆さんは実感されているかと思いますが、1コンバージョン(以下、CV)を獲得するための広告費が高騰しています。
高い広告費をかけたところで、思うように新規顧客を獲得できず広告成果に不満を持たれている企業も少なくはないはずです。
ですから、広告計測ツールを提供する弊社の立場からしても
「広告施策を実施しないと新規顧客の獲得ができない」という広告依存の状況を打開する策が必要だと感じているのです。
このような状況下で、検索エンジンからの自然流入を獲得できるSEO施策は、
広告に依存しない集客方法としての救世主になりえます。
SEOコンテンツの制作にも費用や工数がかかりますが、広告施策と異なり、
かけた予算・労力がそのまま溶けることがありません。
コンテンツは会社にとって「資産」となり、中長期的に新規顧客の獲得に寄与する点が非常に有用です。
SEOコンテンツによる獲得の新手法
従来のSEO施策というと、対策キーワードを含んだ記事を書くことはもちろん、
記事内にCTAを設置し「記事から記事へ」または「記事から問い合わせへ」とユーザーを誘導することが一般的です。
情報提供を通じてユーザーの関心を引き、最終的にCVへと繋げます。
このような流れで行うSEO施策は特段新しい手法ではないので、
「SEOならもうとっくに取り組んでいるよ」という企業様も多いのではないでしょうか?
しかし、最近では「記事からLINE友だち追加」へ誘導する企業が増加しているのです。
CVポイントを「LINE友だち追加」にすることの意味
「記事からLINE友だち追加」へ誘導するがピンと来ない方もいますよね。
前述したように基本的なSEO記事は、
「ただ読ませるだけ」ではなく、コラム内にCTAが置かれネクストアクションに誘導します。
「記事からLINE友だち追加」への誘導は、
【LINE友だち追加をする】というネクストアクションを設定してLINE登録を促すことを指します。
その際に、LINE限定の特典を訴求するケースも多いです。
見覚えがある方もいるのではないでしょうか?
ではなぜ、このようなSEO記事上でLINE登録誘導を行う企業が増えてきたのでしょうか?
それは、アクションのハードルが低くCV率の向上が期待できるからです!
ユーザーにとって「LINE友だち追加」というCVポイントは、
心理的ハードルが低く、気軽にアクションを起こすことができます。
例えば、読んでいる美容整形に関するコラムの末尾に「カウンセリング予約をする」というCVポイントを設置されている場合だと
『今はコラムを読んでいるだけですぐに施術したいわけじゃないんだけど…』と、
いきなり感があってなかなか踏み出せません。
一方で、「LINE登録で初回予約に使えるクーポンプレゼント」というLINE誘導のCVポイントが設定されていれば、
『今すぐは施術を受けないけど、いつかのために登録しておこうかな』という気持ちにならないでしょうか?
このようにユーザーが気軽にアクションを起こせることで、CV率の向上が期待できます。
また、LINEでは、見込み顧客を獲得した先のナーチャリングも可能です。
LINEは登録してくれたユーザー(LINE友だち)の基本情報や行動データを収集しやすくなります。
このデータに基づいてユーザーに最適なアプローチをとりながら定期的なコミュニケーションで顧客の育成をしていくことで、質の高い顧客を生むことができるのです。
LINE友だち追加をCVポイントにすることの問題点
ここまでSEO施策の新たな手法としてCVポイントを「LINE友だち登録」に置き換えることをお伝えしました!
しかし、LINE友だち追加をCVポイントとすると、LINE友だち追加数を正しく計測ができないという課題が出てきます。
「LINE友だち追加数」を正しく計測できない理由は、
LP上のCTAクリック数でしかCV数(=LINE友だち追加数)を計測できないためです。
LINEの友だち追加をする場面を想像してみてください。
LPの【LINE友だち追加をする】ボタンを押下したあと、アプリに遷移します。
そこでもう一度、【友だち限定の情報をゲットする】という友だち追加ボタンがでてきます。
本当の友だち登録はこの【友だち限定の情報をゲットする】ボタンのクリックで完了します。
それに対して、GAなどのシステムはLP上のCTAボタンクリックでCV数=LINE友だち追加数を計測します。
実際のLINE友だち追加のタイミングではない地点で計測してしまうことで、
計測数値と実際のLINE友だち追加数に乖離が生じます。
もし、CTAボタンのクリック数と実際の友だち追加数の乖離を解決しないままだと、正確な「LINE友だち追加数」を計測できず、どの記事がユーザーの行動に影響を与えてたのかを正確に計測することが難しい場合があります。
この状態では、実際に友だち追加された記事(ユーザーの本当のニーズ)を把握することができず、改善点の見当がつきません。
さらに、ある記事から大量に友だち追加が行われたとしても、その後のユーザーの行動(例えば、実際の購入やサービス申込)を追跡できない場合、
その記事が本当に集客・売上に貢献しているのかを評価することが難しくなります。
新規顧客獲得を目的にSEO施策を実施するのであれば、
正確な計測数値をもとにした分析改善は必須です。
LINEコンバージョン計測問題の解消方法
この乖離を解消するために、
LINE友だち追加登録をしたタイミングで成果を計測できる「LINE友だち追加計測ツール」が存在します。
弊社で提供しているL-adもそのツールの内の一つです。
L-adを活用したSEO対策
L-adは、流入経路ごとにURLを複数発行する機能が備わっているので、
記事ごとにURL発行をすることで、どの記事からLINE登録をされたのかが判別できます。
L-adがSEO対策に寄与する部分は以下の2点があげられます。
1.流入した記事の確認ができるため、ニーズを正しく把握することができる=適切な1to1コミュニケーションが可能になる。
どの記事がどのようなユーザーに見られていて、お悩みは何かを分析することで、
ターゲット層に対して適切な1to1コミュニケーションを実現できます!
このようなパーソナライズされたアプローチは、
ユーザーの興味や関心に基づいた情報提供を可能にし、ユーザーとの関係値を築くことが期待できます。
2.最終的な予約・購買までの成果を追うことができるため、売上成果に結びつく記事制作PDCAが回る
L-adはLINE登録地点のCV以降も、CV成果を計測することができます。
この点については以下の記事で詳細を記載しているので、まだ機能としてご存じない方は見てみてください!
L-adっていったい何?
LINE友だち追加後の、より売上成果に近いCVデータを媒体に通知することで、
友だち追加後に【予約】や【購入】したユーザーに最適化をかけられます。
また、LINE友だち登録後の具体的な行動(購入や予約)を追跡することで、
どの記事が実際に売上に貢献しているのかを把握できユーザーのニーズが見えてきます。
ニーズを知ることで、より成果に結びつくコンテンツを提供することが可能になるでしょう。
これら2つのメリットによって各ユーザーの悩みに応じた1to1コミュニケーションが実現し、売上に貢献する記事制作のPDCAサイクルを効果的に回すことが可能になります。
まとめ
今回のコラムでは、SEO施策をより効果的に実施する手段として「L-ad(エルアド)」をご紹介しました。
「L-ad」を活用することで、友だち追加された記事を把握できるため、
どのコンテンツがユーザーに支持されているのかを明確にすることが可能です。
広告費用の高騰に対抗するためには、SEOを通じてオーガニック流入を増やし、
さらにLINEを活用してユーザーとの関係を深めることが、今後のマーケティング戦略において重要な要素となります。
ぜひ「L-ad」を活用したSEO対策を試してみてはいかがでしょうか?
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