Case Study
実績・事例
乖離率を30%から3%に改善! Prismaの効果的な広告運用をサポートするコンバージョンAPIとは
業種 D2C/EC
導入プロダクト
(写真)株式会社Prisma マーケティング事業部 武内 光希様
株式会社Prsimaは、Webマーケティングを活かした広告運用事業を展開しており、
クライアントの商品やサービスの売上向上に繋がるサポートを提供しています。
今回のインタビューでは、マーケティング事業部の広告運用担当者である武内 光希様に、広告運用における課題とその解決策、そしてCATSやコンバージョンAPIの導入背景について詳しく伺いました。
他にもコンバージョンAPIに関する事例インタビューを公開しています。
併せてご確認ください。→https://markecats.co.jp/case-studies/bonnou/
―本日はよろしくお願いいたします!
まず、Prisma様の事業内容について教えてください。
武内:当社は広告代理店として、主にEC事業者のマーケティング支援を行っています。
弊社はもともと親会社である株式会社オモヤが展開しているEC事業のマーケティング部署が独立したようにできた会社なんです。
代表の古川が「自社で獲得できるように」と作った全員運用未経験のメンバーで出来上がったインハウスチームからサービス化して、規模が大きくなっていきました。
CATS:そうだったんですね。代理店としては珍しい設立背景ですよね。
貴社インハウスの運用チームが、外部に多くのクライアントさんを抱えるまで拡大してきた背景をお伺いしたいです。
武内:クライアントが増えた背景は、事業者同士の横の繋がりを幅広く持てていることだと思います。
本社の所在地である福岡の土地柄・県民性もあるかもしれません。
CATS:福岡、温かみがあって素敵ですね!
武内:そうですね!
あとは、弊社の広告運用に関する理念・方針を評価していただく機会が多いです。
事業主側だった私たちだからこそ、本気で「LTVまで考えた広告運用」ができると思いますし、そこが強みだと自負しています。
一般的に代理店はCPAを抑えながら件数を多く獲得することに神経を注ぎますが、
1回の購入だけで離脱してしまうようであれば、継続的な会社の売上利益は見込めません。
事業成長のためのマーケティングをやってきた我々なので、一般的な運用担当者さんと違った視点でご支援できるんです。
CATS:とてもよく理解できます。
同じ広告費用でも、それを捻出する事業者と預かる代理店では重みが違いますよね。
しょうがないことではあるけれど、代理店側がその重みに寄り添ってくれるのは非常に嬉しいですね。
武内:はい。
また、クライアント側は、過度に攻めた広告で無理やり顧客を獲得することも好みません。
当社はYahoo!、SmartNews(スマートニュース)など審査基準が厳しい広告媒体の運用も得意としていますが、広告モラルを守りつつも、各媒体のアルゴリズムを正しく理解することで効果的な出稿ができています。
―CATSの導入背景について教えてください。
武内:先ほどYahoo!やSmartNewsについて触れましたが、ご支援させていただく機会が多いのは主にMeta広告です。
というのも、インハウス運用で主に出稿していたMeta広告で、その際に蓄積されたノウハウや知見を社外の代理業務に活かすというのが元々のPrismaの始まりなんです。
ですので、代理業務を始めてお預かりする予算の規模が大きくなったタイミングで、複数の広告アカウントを一元管理するツールとしてCATSを導入しました。
CATS:ありがとうございます!
武内:それと、ちょうど同じタイミングで「Meta広告のトラッキングが不完全」という問題が出てきたと記憶しています。
特にコンバージョン情報のトラッキングが不完全だとそもそもPDCAを回すことができませんし、
機械学習の精度が優れているMetaにおいては特に、コンバージョン成果をしっかり計測して反映させることが成果最大化につながるため、トラッキング問題の解決が最優先でした。
また、当時はMetaとカートシステムと連携させていました。その際、Metaの管理画面上でCV計測が正確にできていないとカートシステムにも反映されません。
実際、Meta広告経由の購入数が100件あるなかでMetaで計測できているのは、約70件。
30件分は計測ができていなかったことになります。
CATS:乖離率にすると、30%。大きな課題ですよね。
武内:はい。
そこでCATSのオプション機能でMeta広告とのコンバージョンAPI機能を実装しました。
―実際にCATS導入後の乖離はどのように改善しましたか。
武内:乖離率が、3%程度に落ち着き、Metaの管理画面を見れば、
どのクリエイティブからどのくらいの成果が上がったかを確認することが出来るようになりました。
以前は値を照らし合わせて確認していたため、管理工数がかかっていましたが、
この確認工程を削減できたことで、PDCAサイクルを高速に回せるようになりました。
CATS:実際に成果が出ているとのことで、何よりです!

(写真左)CATS株式会社 マーケティング部 森田 萌乃(写真右)CATS株式会社 マーケティング部 萩原 理香子
事例インタビュー以外にも、集客術を詳しく解説したコラムを公開しています。
ぜひご覧ください。→https://markecats.co.jp/column/250110/
―最後に、Prisma様の今後の展望を教えてください。
武内:広告運用において、計測精度の向上は成果を最大化するために必要不可欠です。
CATSを利用しながら、マイクロソフト広告のコンバージョンAPIをはじめ、さまざまなAPIの実装を通じて、全媒体に対応した計測精度の向上に役立てて行きたいです!
※2025年1月時点で、Google・Yahoo・Meta・TikTok・LINE・XのAPIを提供しております。
今後もインハウスの知見をより高め、クライアントに貢献したいと思っておりますので、運用者に寄り添った「A/Bテスト機能の実装」などの開発をしていただけるとありがたいですね。
CATS:運用者様のご要望にできる限りお応えできるよう、
エンジニアチームおよびCSチーム一同、尽力してまいります。
本日はお時間いただきありがとうございました!

■会社概要
株式会社Prisma
代表取締役:古川 史弥
事業内容:広告運用事業 EC事業
所在地:福岡県福岡市中央区高砂2-1-4-8F
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