Case Study
実績・事例
乖離率40%→半減、CPA10%削減。AFADで変えた広告代理店の運用効率。
株式会社KITEN
業種 広告
導入プロダクト
(写真右)株式会社KITEN 営業部統括責任者 大橋 周平 様
(写真左)株式会社KITEN 業務推進部統括アシスタント 常見 汰希 様
Meta・YouTube・TikTokなど複数のSNS広告媒体を横断し、美容クリニック領域を中心に広告制作及び運用を手がける株式会社KITEN。
同社では5年前にAFADを導入し、最大30案件にわたる複数管理画面の一元化とAPI連携による計測精度の向上を実現しました。
その結果、コンバージョン乖離率は導入前の30〜40%から10〜20%へと大幅に改善し、CPA10%削減も達成。月次レポーティング時間は1時間から約20分へと70%短縮され、担当者が本来注力すべき分析・改善業務に集中できる環境が整いました。
今回は営業部統括責任者の大橋 周平様(以下、大橋)・業務推進部統括アシスタントの常見 汰希様(以下、常見)に、導入の経緯から現在の活用状況、今後の展望まで詳しくお話を伺いました。
目次
【事業紹介】複数媒体を並行運用。売上の9割を支えるデジタルマーケティング
CATS:まず、貴社の事業内容と、本日ご同席いただいている皆様の役割について教えていただけますでしょうか?
大橋: 当社はSNSを中心とした広告運用事業を展開しています。主にMeta(Instagram・Facebook)、YouTube、TikTok、LINEなどの媒体にてクライアント様の広告を制作・配信し、新規ユーザーの獲得をお手伝いしています。
クライアント様の業種は、医療脱毛・医療ダイエット・AGA治療などの美容クリニックが売上全体の中心となっています。また直近では、自社でオーラルケアサプリや睡眠サプリを手がけるメーカー事業・EC領域にも展開しています。
私自身は営業担当として、クライアント様との直接的なコミュニケーションや成果管理を担っています。弊社は成果報酬型の取引が多いため、予約1件あたりの単価に加え、来店率やキャンセル率まで含めてしっかりと数値を管理することが私の重要な役割です。
常見: 私は業務推進部の責任者として、マーケターが運用に集中できる環境づくりを担っています。AFADを含むシステム周りの整備、API連携の構築、計測タグの設置など、いわば運用の"土台"を整える役割です。
現在は約40〜50名の運用担当者が各媒体の管理画面を使って広告配信を行っており、その環境整備全般をサポートしています。
(写真)当日インタビュー風景
CATS:普段はどのような媒体・アカウントをメインにご利用されていますか?
大橋: 主にMeta(Instagram・Facebook)、Google、 YouTube、TikTokが中心です。美容クリニック系のクライアント様ではこれらが最も効果的で、必要に応じてLINEを加えることもあります。スマートニュースやX(旧Twitter)はクライアント様からご要望があった際に使う程度で、配信の大部分はこの主要4媒体に集中しています。
【導入前の課題】20〜30案件を個別管理。増え続ける画面ログインと計測精度の限界
CATS:AFADを導入される前、社内ではどのような課題がありましたか?
大橋: 5年ほど前の話になりますが、当時は案件ごとにバラバラな管理画面を個別に確認しなければなりませんでした。
案件数が20〜30件に達すると、各管理画面に毎回ログインして数値を確認するだけで膨大な手間がかかります。案件が2桁を超えてきたあたりから、手動での管理は限界があると痛感していました。
加えて、計測精度の面でも課題がありました。弊社は成果報酬型の取引が多く、コンバージョン数をリアルタイムで正確に把握することが非常に重要です。しかし当時は各媒体のデータと実際の成果との乖離が30〜40%に達することもあり、正確な広告効果をベースにした意思決定が難しい状況でした。
さらに、月次の請求・締め処理に関わるレポーティング作業にも工数がかかっていました。各媒体の管理画面を個別に開いてデータを集計する作業が積み重なり、本来注力すべき分析や改善提案に時間を割けないというジレンマがありました。
【DL資料】『広告運用者必見!』コンバージョンAPI(CAPI)で 正確な成果計測と導入のポイント
【導入の経緯】信頼できる仲間の推薦と、一元管理への確かなニーズ
CATS:数あるツールの中で、なぜAFADを選んでいただいたのでしょうか?
大橋: きっかけは、弊社の代表と関係の深い知人の会社がAFADを活用していて、評判が良かったことです。信頼できる仲間からの紹介という形で知りました。
また、当時はそもそも複数の媒体を横断して一元管理できるツール自体が市場にほとんどなかった時代です。選択肢が限られていたこともありますが、管理を一本化して業務効率を上げたいという明確なニーズがあったため、導入を決断しました。
CATS:導入当初、社内への浸透はスムーズでしたか?
大橋: 正直に言うと、最初の数年間はなかなか浸透しませんでした。
当時の弊社にはシステムに詳しいメンバーがおらず、導入はしたものの「誰がどのように使うのか」という体制が定まらないまま、十分に活用できていない時期が続きました。ツールを導入することと、実際に使いこなすことはまったく別の話だと実感しました。
常見: 本格的に活用が進んだのは、約1〜2年前に私が所属する部署が立ち上がってからです。マーケターが使いやすい環境を整備し、ナレッジを蓄積・標準化することで、ようやく組織として本格的に活用できるようになりました。専任の体制をつくることが、ツール定着の何よりの近道だと感じています。
【現在の活用状況】全案件をAFADに集約。API連携で計測精度をさらに強化
CATS:現在はどのようにAFADを活用されていますか?また、最近新しいAPIを追加導入されたとのことですが、その背景も教えていただけますか?
常見: 現在は基本的に全ての案件の管理画面をAFADに集約し、一元管理しています。案件ごとのコンバージョンデータをひとつの画面でまとめて確認できるため、運用担当者は10〜30分おきに管理画面をチェックしながら、予算配分やクリエイティブの調整判断をリアルタイムで行っています。
APIについては、一部の案件でLINEのタグを設置できないページがあり、そこでの計測精度を補完するためにLINEヤフーAPIを導入しました。Google APIと合わせて導入したことで、以前は計測できていなかった部分もカバーできるようになり、データの精度がさらに向上しています。
大橋: 案件開始時の初動スピードも格段に上がりました。以前は各媒体の設定や計測準備に、クライアント様の対応待ちも含めて2日かかることもありましたが、今ではAFAD側でコードを1本受け取れば、あとは自社内で完結することができます。最短10分でセットアップが完了するケースも出てきており、この初動の速さは競合との差別化においても大きな強みになっています。
【定量・定性効果】CV乖離が半減、CPA10%削減、レポート工数は3分の1以下に
CATS:導入によって、具体的にどのような成果が出ましたか?
大橋: 最も大きな変化はコンバージョン乖離率の改善です。導入前は30〜40%あった乖離が、現在は10〜20%まで縮小しました。正確な数値をベースに広告効果を判断できるようになったことで、予算配分やクリエイティブの取捨選択の精度が上がり、結果としてCPAを10%削減することができています。
常見: レポーティングの工数も大幅に改善されました。以前は各媒体の管理画面を個別に開いて集計する月次の締め作業に1時間ほどかかっていましたが、現在は約20分で完結しています。作業時間が約70%削減されたことで、担当者が浮いた時間をクライアント様への改善提案や分析業務に充てられるようになりました。
大橋: 定性的な変化としては、管理の標準化が進んだことも大きいです。
以前は案件ごとに担当者の管理方法がバラバラでしたが、AFADに一元化されたことで、誰が見ても同じ基準でデータを確認・判断できるようになりました。チーム全体の業務負荷が均一化され、新しいメンバーが案件に入る際のキャッチアップも早くなっています。
CATS:管理画面はどのくらいの頻度で確認されていますか?
大橋: 運用担当者は基本的に10〜30分に1回は確認しています。
サイト別・広告別のレポートを見ながら予算配分を調整したり、成果の変動に応じてクリエイティブの入れ替えを判断したりと、日常的な意思決定のベースとして活用しています。成果報酬型のビジネスモデルである以上、リアルタイムでの数値把握は欠かせません。
【展望と要望】全案件の一元管理へ。さらなる精度向上を目指して
CATS:今後のAFAD活用における目標や展望を教えていただけますか?
常見: 最終的な目標は、全案件をAFADで管理することです。
一元化が進むほどモニタリングの精度とスピードが上がり、クライアント様へのより迅速な対応が可能になります。
また、クリエイティブ単位での詳細なデータ把握も実現したいと考えています。キャンセル率や来店率をクリエイティブごとに可視化できれば、どのクリエイティブが質の高い顧客獲得につながっているかを判断できるため、さらなる広告最適化を期待できるのではないかと思いますね。
大橋: 管理画面のUI面での改善にも期待しています。現在1ページあたり20件の表示上限がありますが、100件程度まで選択できるようになると、多数の案件を一覧で確認する際にとても便利になります。
また、クリニック案件では来店目標を日次で管理していることが多いため、時系列レポートを日次単位で確認できる機能があると、より実務に即した活用ができると感じています。
(写真右)株式会社KITEN 営業部統括責任者 大橋 周平 様
(写真左)株式会社KITEN 業務推進部統括アシスタント 常見 汰希 様
(写真中央)CATS株式会社 カスタマーサクセス部 青島
CATS:最後に、同じような課題を抱える広告代理店の皆様へメッセージをお願いします。
大橋: 管理する案件が2桁を超えてきたら、手動での管理はすでに限界に達していると思ってください。
バラバラな管理画面を行き来しているうちは、確認漏れや判断の遅れが必ず生まれます。AFADのような一元管理ツールを早期に導入し、使いこなせる体制を整えることで、運用の質とスピードが格段に変わります。導入して終わりではなく、専任担当者を置いて環境を整備することが重要です。
ぜひ体制づくりを後回しにせず、早めに取り組まれることをお勧めします。
CATS:本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました!
今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします!
【DL資料】AFADサービス概要資料
■会社情報
会社名:株式会社KITEN
代表者名:松村 周
事業内容:マーケティングコンサルティング、広告制作・運用
所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町18-4 二宮ビル3階
企業サイト:株式会社KITEN
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