LINE自動返信の設定方法と活用例を徹底解説!
LINE公式アカウントの自動返信機能は、ユーザーとのスムーズなコミュニケーションを実現するために非常に有効です。しかし、運用する中で次のような課題に直面する方も多いのではないでしょうか。
・メッセージの対応を効率化したい
・営業時間外に顧客対応が遅れる
これらの問題を解決するためには、自動返信機能を適切に活用することが重要です。この記事では、LINE自動返信の設定方法や活用例について、詳しく解説します。
Index
2-1. 一律応答
2-2. キーワード応答
3-1. LINE Official Account Managerにログイン
3-2. 自動応答メッセージの設定ページを開く
3-3. 自動応答メッセージを有効にする
3-4. 一律応答の設定
3-5. キーワード応答の設定
5-1. リッチメニューと組み合わせ
5-2. カードタイプメッセージと組み合わせ
6. まとめ
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LINE公式アカウントの自動返信機能とは?
LINE公式アカウントの自動返信機能は、LINEの友だちユーザーからのメッセージに対して事前に設定した内容を自動的に返信する機能です。
挨拶やお問い合わせへの応答、商品紹介、予約確認など、多様なシナリオに対応できるように設定することができます。この機能を利用することで、営業時間外やスタッフが忙しい時間帯でも、迅速かつ適切に、ユーザーからのメッセージに対応することが可能となります。
また、ユーザーと効率的にコミュニケーションをとることができ、ユーザーの満足度を高めることもできます。
LINE公式アカウントの自動返信機能の種類
LINE公式アカウントの自動返信機能の種類を2つ紹介します。
一律応答
一律応答とは、LINEの友だちから送られてきた全てのメッセージに対して、自動的に一律のメッセージを送信する機能のことです。
この機能では、特定のキーワードを設定する必要はなく、ユーザーからどんなメッセージが送られてきてもあらかじめ用意しておいた文章が自動的に送信されます。
一律応答は、ユーザーから送られてきたメッセージに対して何かしら返信をしたい時に使用するのがおすすめです。
キーワード応答
キーワード応答とは、事前にキーワードを設定しておき、そのキーワードを含むメッセージをユーザーが送信した時、そのキーワードに反応してユーザーにメッセージを送信する機能のことです。
例として、ユーザーが「おすすめ」というメッセージを送ってきた場合、おすすめのメニューやクーポンなどを紹介することができます。
LINE公式アカウントの自動返信機能の設定方法
LINE公式アカウントの自動返信機能を設定するには、以下の手順に従います。
LINE Official Account Managerにログイン
まず、LINE公式アカウントの管理画面である「LINE Official Account Manager」にログインします。
自動応答メッセージの設定ページを開く
ログイン後、左側のメニューから「応答設定」を選択し、チャットを利用している場合は【チャット】をオンにし、【応答方法】で【手動チャット+応答メッセージ】を選択します。
チャットを利用していない場合は【チャット】をオフ、【応答メッセージ】をオンにします。
自動応答メッセージを有効にする
自動応答機能をオンにするため、「自動応答メッセージを利用する」を選択して有効にします。
タイトル:管理用のタイトルを入力
応答設定:一律応答かキーワード応答のいずれかを選択する(4で詳しく解説)
オプション設定:特定の日時で反応するように設定したい場合、スケジュールを設定。
1日最大5件まで時間帯を設定することができます。
メッセージ設定:送信するメッセージを設定
一律応答の設定
友だちユーザーが、設定していないキーワードや無関係なメッセージを送信した場合のために、デフォルトメッセージも設定可能です。たとえば、「お問い合わせありがとうございます。スタッフが確認後、改めてご連絡いたします」といったメッセージを登録しておくとよいでしょう。
キーワード応答の設定
「キーワード応答設定」を使うと、特定のキーワードに対して返信を設定できます。たとえば、「営業時間」というキーワードに対して「当店の営業時間は~」といったメッセージを設定します。
- 「キーワード追加」をクリック。
- キーワードを入力し、それに対する返信内容を設定します。
確認と保存
メッセージを設定し終えたら、内容を確認し、「保存」をクリックします。これで自動返信機能が有効になります。この設定により、営業時間外や対応が遅れそうな場合でも、ユーザーに適切なメッセージを自動的に送信できます。
LINE公式アカウントの自動返信機能の注意点
LINE公式アカウントの自動返信機能を使用する際、メッセージの内容以外にも注意すべき点がいくつかあります。ここでは注意点を2つ紹介します。
キーワード応答は完全一致
LINE公式アカウントの自動返信機能で設定するキーワード応答は、原則として「完全一致」でのみ適用されます。つまり、ユーザーが送信したメッセージの内容が、設定したキーワードと完全に一致した場合にのみ、自動で返信が行われます。
例えば、設定されたキーワードが「クーポン」の場合、ユーザーが「クーポンください」と送信してもキーワードに反応しません。
部分一致や類似のフレーズには対応しないため、正確な応答を行うためには幅広い言葉や表現を想定して複数のキーワードを設定することが重要になります。
「一律応答」と「キーワード応答」は併用可能
LINE公式アカウントの自動返信機能では、「一律応答」と「キーワード応答」の両方を併用することが可能です。
両方を併用することで、基本的な問い合わせに対する一律の応答をしつつ、特定のキーワードに関連する質問や要望には個別に対応することができます。
例えば、「クーポン」「営業時間」「メニュー」などの特定のキーワードに対してはキーワード応答で個別に回答を設定し、その他のメッセージに対しては一律応答のメッセージを設定するとより柔軟に、ユーザーとコミュニケーションをとることができます。
LINE自動返信のおすすめの使い方
LINE公式アカウントの自動返信機能は、効率的なユーザー対応に役立つため、以下の使い方がおすすめです。
リッチメニューと組み合わせ
LINE公式アカウントの自動返信機能は、リッチメニューと組み合わせて使用することで、さらに効果的なユーザー対応が可能になります。
リッチメニューは、アカウント画面の下部に表示されるカスタマイズ可能なボタンで、設定することでユーザーが欲しい情報にすぐにアクセスできるようになります。
例えば、リッチメニューに「クーポン」や「予約」などのボタンを設定して各ボタンに関連するキーワード応答を自動返信機能で紐付けることで、「クーポン」ボタンをタップすると設定された自動返信でクーポン情報が送られたり、予約方法が案内されるように設定できます。
この組み合わせにより、ユーザーはスムーズに目的の情報を得られ、離脱防止に繋がります。
カードタイプメッセージと組み合わせ
LINE公式アカウントの自動返信機能は、カードタイプメニューと組み合わせて使用することで、より視覚的にユーザーの関心を引きやすくなります。
カードタイプメニューは、画像やテキストを使って情報を整理し、複数の項目をスライド形式で表示できる機能です。
例えば、カードタイプメニューに商品画像を配置し、各商品ごとにキーワード応答を自動返信機能で設定することで、ユーザーが選んだ商品に関連する詳細情報や購入方法を即座に送信することができます。
これにより、視覚的な訴求力と自動応答の迅速な対応が組み合わさり、ユーザーにとってスムーズで満足度の高い体験を提供することができます。
まとめ
LINE公式アカウントの自動返信機能は、過去にはAI応答機能も導入されており、友だちユーザーのメッセージに対してより柔軟な対応が可能でした。
現在、このAI応答は終了していますが、今後のAI技術の発展に伴い、より高度な自動応答機能が再び登場する可能性もあります。
自動返信機能を活用することで、迅速で効率的な顧客対応が可能となり、ユーザー満足度を向上させることが期待できます。AIの進化を見据え、今から自動返信を活用して、店舗の運営をさらに効率化していきましょう。
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