
LINE公式アカウントの自動返信|設定方法と活用例を徹底解説! | CATS株式会社
LINE公式アカウントの自動返信機能は、ユーザーとのスムーズなコミュニケーションを実現するために非常に有効です。しかし、運用する中で次のような課題に直面する方も多いのではないでしょうか。
・メッセージの対応を効率化したい
・営業時間外に顧客対応が遅れる
これらの問題を解決するためには、自動返信機能を適切に活用することが重要です。この記事では、LINE自動返信の設定方法や活用例について、詳しく解説します。
Index
1. 個人でも作れる!LINE自動返信機能とは?アンドロイドもiPhoneも「LINE@」から
2-1. 一律応答
2-2. キーワード応答
3-1. コスト削減効果が期待できる
3-2. 顧客対応がスムーズになる
3-3. 顧客インサイトを把握できる
4-1. LINE Official Account Managerにログイン
4-2. 自動応答メッセージの設定ページを開く
4-3. 自動応答メッセージを有効にする
4-4. 一律応答の設定
4-5. キーワード応答の設定
4-6. 「キーワード追加」をクリック
4-7. 確認と保存
6-1. リッチメニューと組み合わせ
6-2. カードタイプメッセージと組み合わせ
7. まとめ
LINE友だち追加計測ツール

LINEの友だち追加を媒体やクリエイティブごとに正確に計測し、広告施策の効果改善を実現するツール。
LINE友だち追加後の「予約」や「購入」などのユーザーアクションもCVとして計測でき、売上成果につながる広告媒体が明瞭化。施策は媒体別・キャンペーン別・クリエイティブ別に計測できるため、最適な予算投下が可能に。


個人でも作れる!LINE自動返信機能とは?アンドロイドもiPhoneも「LINE@」から

LINE自動返信機能とは、個人でも簡単に設定できる便利なツールです!
アンドロイドやiPhoneの「LINE@」を使用することで、友だちから送られたメッセージに自動で返信することが可能になります。
この機能を活用することで、迅速なコミュニケーションが実現し、ユーザー体験を向上させることができます。
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LINE公式アカウントの自動返信機能の種類

LINE公式アカウントの自動返信機能の種類を2つ紹介します。
一律応答
一律応答とは、LINEの友だちから送られてきた全てのメッセージに対して、自動的に一律のメッセージを送信する機能のことです。
この機能では、特定のキーワードを設定する必要はなく、ユーザーからどんなメッセージが送られてきてもあらかじめ用意しておいた文章が自動的に送信されます。
一律応答は、ユーザーから送られてきたメッセージに対して何かしら返信をしたい時に使用するのがおすすめです。
キーワード応答
キーワード応答とは、事前にキーワードを設定しておき、そのキーワードを含むメッセージをユーザーが送信した時、そのキーワードに反応してユーザーにメッセージを送信する機能のことです。
例として、ユーザーが「おすすめ」というメッセージを送ってきた場合、おすすめのメニューやクーポンなどを紹介することができます。
LINE自動返信を活用するメリット

LINEの自動返信機能をビジネスで活用することには多くのメリットがあります。
単純な作業効率化だけでなく、顧客との関係構築においても重要な役割を果たします。
具体的には、問い合わせ対応にかかる人件費などのコスト削減、24時間体制での即時対応による顧客対応の質の向上、そしてユーザーの反応が直接見えることによるマーケティングデータとしての活用が挙げられます。
これらのメリットを最大限に活かすことで、アカウントの運用価値を高めることが可能です。
コスト削減効果が期待できる
定型的な問い合わせへの回答や、キャンペーンの通知といった反復的なメッセージ送信作業を自動化することにより、対応にかかっていた人件費を大幅に削減できます。
自動化によって生まれた時間は、より個別性の高い問い合わせ対応や、新たな企画立案など、付加価値の高い業務に充てることが可能です。
また、定期的なお知らせやプロモーション情報を自動で送信する設定もできるため、広告費をかけずに効率的な通知が実現します。 このように、メッセージ送信の自動化は、人的リソースとマーケティング費用の両面においてコスト削減に貢献します。
顧客対応がスムーズになる
LINE自動返信を設定することで、24時間365日、顧客からのメッセージに対して即時応答が可能になります。
企業や店舗の営業時間外や休日など、担当者が直接対応できない時間帯であっても、一次対応のメッセージを自動で送信できるため、顧客満足度の低下や機会損失を防ぎます。 また、事前に最適な回答内容を設定しておくことで、担当者による対応品質のばらつきがなくなり、常に均一で正確な情報提供が実現します。 これにより、誤字脱字や案内の間違いといった人為的ミスも防止でき、企業全体の対応品質が向上します。
顧客インサイトを把握できる
自動返信メッセージを送信した後、ユーザーからのさらなる返信やキーワード入力を通じて、顧客の興味・関心事を直接的に把握できます。
LINEは電話やメールに比べて気軽にメッセージを送信できるため、ポジティブな意見だけでなく、改善要望といったネガティブなフィードバックも集まりやすい傾向にあります。 これらのリアルな反応は、サービスや商品の改善点を発見するための貴重なデータとなります。
蓄積された顧客とのやり取りを分析し、マーケティング戦略に活かすことで、より顧客ニーズに寄り添った事業展開が可能になります。
LINE公式アカウントの自動返信機能の設定方法

LINE公式アカウンまず、LINE公式アカウントの管理画面である「LINE Official Account Manager」にログインします。
LINE Official Account Managerにログイン
まず、LINE公式アカウントの管理画面である「LINE Official Account Manager」にログインします。
自動応答メッセージの設定ページを開く

ログイン後、左側のメニューから「応答設定」を選択し、チャットを利用している場合は【チャット】をオンにし、【応答方法】で【手動チャット+応答メッセージ】を選択します。
チャットを利用していない場合は【チャット】をオフ、【応答メッセージ】をオンにします。
自動応答メッセージを有効にする
自動応答機能をオンにするため、「自動応答メッセージを利用する」を選択して有効にします。
タイトル:管理用のタイトルを入力
応答設定:一律応答かキーワード応答のいずれかを選択する(4で詳しく解説)
オプション設定:特定の日時で反応するように設定したい場合、スケジュールを設定。
1日最大5件まで時間帯を設定することができます。
メッセージ設定:送信するメッセージを設定
一律応答の設定
友だちユーザーが、設定していないキーワードや無関係なメッセージを送信した場合のために、デフォルトメッセージも設定可能です。
たとえば、「お問い合わせありがとうございます。スタッフが確認後、改めてご連絡いたします」といったメッセージを登録しておくとよいでしょう。
これにより、ユーザーは安心感を持ち、返信が遅れることに対する不安を軽減できます。
デフォルトメッセージを設定することは、特に多くのメッセージを受け取ることが予想される場合に有効です。
また、一律応答と合わせてデフォルトメッセージを活用することで、ユーザーへの一貫した対応を確保し、より良い顧客体験を提供することができます。状況に応じた適切なメッセージを用意しておくことで、円滑なコミュニケーションが実現するでしょう。
キーワード応答の設定
「キーワード応答設定」を使うと、特定のキーワードに対して返信を設定できます。
たとえば、「営業時間」というキーワードに対して「当店の営業時間は~」といったメッセージを設定します。
「キーワード追加」をクリック
キーワードを入力し、それに対する返信内容を設定します。
ここで重要なのは、キーワードを選ぶ際にユーザーが実際に入力しそうな語句を意識することです。
一般的に使用されるフレーズや、顧客が多く尋ねる内容をリストアップするのが効果的です。
友だちの疑問や不安を解決できるメッセージを返信できないと、ユーザーは離れていってしまいまうため、こまめにキーワード応答の設定を適正化させていきましょう。
確認と保存
メッセージを設定し終えたら、内容を確認し、「保存」をクリックします。これで自動返信機能が有効になります。
この設定により、営業時間外や対応が遅れそうな場合でも、ユーザーに適切なメッセージを自動的に送信できます。
また、キーワード応答を活用することで、顧客からの問い合わせへの迅速な対応が可能になり、オンライン上でも顧客体験の向上に寄与します。
なお、スムーズに運用するためには、時間が経過した際にキーワードやメッセージの見直しを行い、新しいトレンドを反映させることも大切です。
これにより、常に顧客のニーズに応じた情報を提供し続けることができるようになります。
LINE公式アカウントの自動返信機能の注意点

LINE公式アカウントの自動返信機能を使用する際、メッセージの内容以外にも注意すべき点がいくつかあります。ここでは注意点を2つ紹介します。
キーワード応答は完全一致
LINE公式アカウントの自動返信機能で設定するキーワード応答は、原則として「完全一致」でのみ適用されます。つまり、ユーザーが送信したメッセージの内容が、設定したキーワードと完全に一致した場合にのみ、自動で返信が行われます。
例えば、設定されたキーワードが「クーポン」の場合、ユーザーが「クーポンください」と送信してもキーワードに反応しません。
部分一致や類似のフレーズには対応しないため、正確な応答を行うためには幅広い言葉や表現を想定して複数のキーワードを設定することが重要になります。
「一律応答」と「キーワード応答」は併用可能
LINE公式アカウントの自動返信機能では、「一律応答」と「キーワード応答」の両方を併用することが可能です。
両方を併用することで、基本的な問い合わせに対する一律の応答をしつつ、特定のキーワードに関連する質問や要望には個別に対応することができます。
例えば、「クーポン」「営業時間」「メニュー」などの特定のキーワードに対してはキーワード応答で個別に回答を設定し、その他のメッセージに対しては一律応答のメッセージを設定するとより柔軟に、ユーザーとコミュニケーションをとることができます。
また、応答メッセージを使用する際には、ユーザーが期待するタイミングでメッセージが送られるように設定することも大事です。
適切な応答タイミングは顧客の満足度を向上させる要因となり、リピート率の向上にも貢献します。
したがって、自動返信機能の導入を考える際は、これらの注意点をしっかりと把握し、効果的な設定を行うことが成功の鍵となります。
LINE自動返信のおすすめの使い方

LINE公式アカウントの自動返信機能は、効率的なユーザー対応に役立つため、以下の使い方がおすすめです。
リッチメニューと組み合わせ

LINE公式アカウントの自動返信機能は、リッチメニューと組み合わせて使用することで、さらに効果的なユーザー対応が可能になります。
リッチメニューは、LINEのトーク画面下部に固定で表示されるメニューのこと。
アカウント画面の下部に表示されるカスタマイズ可能なボタンで、設定することでユーザーが欲しい情報にすぐにアクセスできるようになります。
例えば、リッチメニューに「クーポン」や「予約」などのボタンを設定して各ボタンに関連するキーワード応答を自動返信機能で紐付けることで、「クーポン」ボタンをタップすると設定された自動返信でクーポン情報が送られたり、予約方法が案内されるように設定できます。
この組み合わせにより、ユーザーはスムーズに目的の情報を得られ、離脱防止に繋がります。
リッチメニューを利用することで、ユーザーが短時間で特定の情報にアクセスできるため、顧客満足度の向上が期待できます。
さらに、こうした機能を通じて、リピーターの増加にも寄与することが可能です。 定期的にリッチメニューの内容を見直し、最新のキャンペーンやトピックに合わせてアップデートすることも重要です。
これにより、常に新鮮な情報を提供し続け、ユーザーの関心を引くことができます。
参考:LINE公式アカウントのリッチメニューのメリットや設定・作り方を徹底解説!
カードタイプメッセージと組み合わせ

LINE公式アカウントの自動返信機能は、カードタイプメニューと組み合わせて使用することで、より視覚的にユーザーの関心を引きやすくなります。
カードタイプメニューは、画像やテキストを使って情報を整理し、複数の項目をスライド形式で表示できる機能です。
例えば、カードタイプメニューに商品画像を配置し、各商品ごとにキーワード応答を自動返信機能で設定することで、ユーザーが選んだ商品に関連する詳細情報や購入方法を即座に送信することができます。
これにより、視覚的な訴求力と自動応答の迅速な対応が組み合わさり、ユーザーにとってスムーズで満足度の高い体験を提供することができます。
さらに、カードタイプメニューはシンプルで直感的なデザインのため、ユーザーが視覚的マッピングを通じて、必要な情報へたどり着くまでの時間を大幅に短縮します。
この機能を活用すれば、商品紹介やキャンペーン告知など、重要な情報をより効果的にユーザーに伝えることができ、結果的にコンバージョン率の向上にも繋がります。
まとめ
LINE公式アカウントの自動返信機能は、過去にはAI応答機能も導入されており、友だちユーザーのメッセージに対してより柔軟な対応が可能でした。
現在、このAI応答は終了していますが、今後のAI技術の発展に伴い、より高度な自動応答機能が再び登場する可能性もあります。
lineの自動返信機能を活用することで、迅速で効率的な顧客対応が可能となり、ユーザー満足度を向上させることが期待できます。AIの進化を見据え、今から自動返信を活用して、店舗の運営をさらに効率化していきましょう。
まずは無料でダウンロードしていただき、貴社のLINE公式アカウントの運用にお役立てください。

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