Case Study
実績・事例
Web広告のCPAを30%削減!トモノカイの広告改善は、L-adによる「乖離率解消」で実現
業種 教育
導入プロダクト

(写真)株式会社トモノカイ 学習塾支援部門 岩﨑 竜士様
株式会社トモノカイ様は、塾講師の求人広告をはじめ、教育業界に特化した6つの事業を展開しています。
Web広告で求職者をLINE登録させる施策を実施していた際に、実際のLINE友だち追加数と広告管理画面のコンバージョン数がズレている状態が続き、どの広告がLINE誘導効果が高いのかが見えづらかったと言います。
今回は、同社の学習塾支援部門に所属している岩﨑 竜士様(以下、岩﨑)に、LINE公式アカウントを活用した友だち追加広告における課題や導入後の成果について詳しく伺いました。
ーまず貴社の事業内容について教えていただけますでしょうか?
岩﨑:弊社は「教育の再設計」を目指し、25万人の大学生ネットワークという他にない強みを核に事業を展開しています。
このネットワークを活かし、学校向けには放課後支援や探究メンターの派遣、塾向けには講師求人サイト『塾講師ステーション』を運営。
ご家庭・学生向けには『東大家庭教師友の会』やメディア『t-news』などを提供し、教育に関わるあらゆるプレイヤーを繋いでいます。

塾講師STATIONキャリア:https://www.juku.st/ca
私は講師求人事業の中でも正社員向けの「塾講師ステーションキャリア」の広告担当として求職者の応募数増加に注力しています。
ただ弊社は、ご紹介先である塾で求職者が採用された際にマネタイズされるビジネスモデルのため、単に応募数を増やすだけでなく、実際に採用につなげられるかどうかも非常に重要です。
広告経由で求人サイトに登録しても、選考書類を提出しなかったり、一次面接に進まなかったりするケースが多いんです。
CATS:Web広告から求職者を募ることができても会社の売上には繋がらないのですね。
マネタイズのために岩崎様が対策されたことはありますか?

LINE公式アカウント「塾講師ステーションキャリア」:https://page.line.me/169ylerg
岩﨑:はい。
求職者に対して転職面談といったフォローや求人情報の配信といった「ナーチャリング」が必要だと考え、LINE公式アカウントを開設しました。
同時に、MetaでLINE友だち追加を促す「LINE友だち追加広告」を配信し始めました。
Web広告から誘導する「LINE登録」コンバージョンは、通常の「申込」コンバージョンのハードルが低いため多くのユーザーと初回接触が叶います。
また、継続的にコミュニケーションが取れるLINE公式アカウントであれば、選考書類の提出漏れがないようにリマインドすることができると考えました。
CATS:求職者の熱量を維持し続けるのにLINE公式アカウントでのコミュニケーションは有用ですね!実際、想定していたとおりの効果はありましたか?
岩﨑:実は、当初「LINE友だち追加広告」がうまく機能しないという問題がありました。
具体的には、100回のCTAクリックがある中で、実際にLINE友だち追加をしてくれたのはわずか10人でした。
90人の誤った計測が含まれた状態でMetaの機械学習がされていたということです。
CATS:乖離率にすると、90%。大きな課題ですね。
岩﨑:当時は、「ある程度の乖離は仕方ない」と思っていたのと、数も取れていた為あまり気にしていませんでした。
しかし、乖離率90%のデータで機械学習が進むと、配信が偏ってしまうという問題が発生してしまいました。
結果どの広告が効果的か分からず、PDCAサイクルが回せない状態になり、行き当たりばったりの運用になっていましたね。
岩﨑:このままではまずいと感じた時に、広告運用のアドバイザーとして依頼しているデジタルアスリート株式会社さんに相談をしました。
そこで、90%の乖離を解消するために、L-adというLINE友だち追加計測ツールがあることを教えてもらい、そのようなツールがあるなら入れてみたい!と率直に思いました。
CATS:デジタルアスリート様にも以前、弊社の事例インタビューにご協力いただいてます!既存のお客様よりおすすめいただけたこと、非常に嬉しく思います!
参考:マーケティング全体最適を目指すデジタルアスリートが考える「LINE友だち追加広告」の有用性

ー実際に「L-ad」導入後の乖離率はどれほど改善したのでしょうか?
岩﨑:導入から1ヶ月で乖離率が90%から5%に改善されました!
また、L-adのオプション機能であるMeta広告とのコンバージョンAPI機能を実装したことで、Metaの管理画面で実際のLINE友だち登録数を確認できるようになったのは非常に便利でした。
どの広告からどれだけの成果が出ているのかも明確に分かることで、これまで判断の軸が全くなかった状態から軸ができ、PDCAサイクルも高速に回せるようになりました。
CATS:実際に成果が出ているとのことで、何よりです!
岩﨑:はい。さらに、このようなPDCAが円滑に行えるようになったおかげで、導入から1ヶ月経った時点で求職者の獲得単価も30%ほど下がりました。
CATS:CPA30%減少は大きな成果ですね!
ートモノカイ様のLINE公式アカウントを活用したマーケティング施策に関して今後の展望を教えてください!
LINE公式アカウント「塾講師ステーション」:https://page.line.me/840hgjbf
岩﨑:大きく2つあります。
1つ目は、弊社のキャリア求人サイト「塾講師ステーションキャリア」を、塾転職において求職者に一番良いと思ってもらえるサイトにすることです。
2つ目は、LINE公式アカウント「塾講師ステーションキャリア」の友だち追加数を現在の約1,000人から、1年後に2,000人に増やすことを目標にしています。
アカウント開設から1年で1,000人を突破できたので、このスピードを落とさずに進めていきたいですね。
CATS:1年でLINE友だち追加数が1,000人を突破されたのは、非常にスピード感がありますね。
やはり求人に直接応募するよりも、まずはLINEの友だち追加の方が求職者にとってハードルが低いのでしょうか?
岩﨑:そうだと思います。
弊社はもともとアルバイト求人サイト「塾講師ステーション」のLINE公式アカウントを運営しており、そちらのLINE友だち追加数はすでに約40,000人に達しています。
一方で、「塾講師ステーションキャリア」は2、3年前にスタートした比較的新しいサービスです。
キャリア求人の方も、求職者からの信頼を獲得し、市場を拡大していくために、今後は転職成功事例などのコンテンツ配信を強化していきたいと考えています。
CATS:今後のさらなるサービス認知の向上も楽しみですね!
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!今後とも何卒よろしくお願いいたします。
■会社情報

会社名:株式会社トモノカイ
代表取締役社長:徳岡 臣紀
事業内容:
1.家庭訪問による学習指導業務
2.労働者派遣業務
3.有料職業紹介業務
4.市場調査及び情報提供サービス
5.教育サイト運営
所在地:東京都新宿区四谷3丁目3−1 四谷安田ビル4階
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