Case Study

実績・事例

「レイキ」「宝地図」といった、スピリチュアルに関心のある方なら誰もが一度は耳にしたことのある名物セミナーを数多く開催するヴォルテックス有限会社様。

彼らが新たな受講者との出会いを創出するために重要視しているのが、Meta広告を通じたデジタルマーケティング戦略です。

その運用改善により、驚異のROAS 274%増という成果を達成し、1ヵ月間で900名以上の新規リードを獲得。この成功は、どのようにして実現されたのでしょうか?

今回はその秘訣を探るべくヴォルテックス有限会社の舵を取る代表取締役の望月様(以下、望月)と、事業管理部部長兼マーケティング課・営業課課長を務める財前様(以下、財前)にお話を伺いました。

 


―本日はよろしくお願いいたします!まずはヴォルテックス様の事業について教えてください。

 

望月:当社は、いわゆる自己啓発市場・スピリチュアル業界に属しており、主な事業としては、自己成長に関するセミナーを開催しています。

ジャンルは様々ですが、ノウハウ・メソッドをお伝えする講座だけでなく、受講生自身がスキルや資格を獲得したり、ビジネス展開をしていったりするための育成講座も用意しています。

 

CATS:望月様もセミナー講師をされるのですか?

 

望月:はい。私は、かなりオールマイティな業務に従事しています。

前職は個人事業主として、出版物やその著者への集客など広告業務に携わっていた経験がありますので、今はそれを活かしてマーケティング業務にも積極的に関わっています。

 

―ヴォルテックスさんのマーケティング業務について教えてください。

写真左:ヴォルテックス有限会社 代表取締役 望月 俊亮様(以下、望月)

写真右:ヴォルテックス有限会社 事業管理部部長、マーケティング課・営業課課長 財前光希様(以下、財前)

 

望月:新規のお客様との接点は、Meta広告経由が多いですね。Meta広告からLINEに誘導して、LINEトークでコミュニケーションを取る方法がメインです。

過去に何かしらのセミナーを受けた既存のお客様には、LINEとメールで別セミナーの紹介をしています。

 

CATS:Meta広告からLINE公式アカウントに誘導するんですね!

 

望月:そうですね、当社のセミナーを受講される方はご年配の女性が多いので、LINEよりメールでのコミュニケーションの方が慣れているという声もあるのですが、メールって結構到達しないケースが多いんです。

入力されたアドレスが微妙に違うとか、迷惑メールに入っているとか。

お客様から「案内が届かない」とクレームになることもあって、結構めげるんですよね(笑)

 

財前:なので、今は基本的にLINEのご登録をいただいています。

60代以上でもLINEのアカウントを持っている方が多いので、メールとLINEどちらにもメッセージを送っておけば、ほぼほぼカバーできる想定でいます。

今は、LINE公式アカウントがBANになった時の保険としてメールも活用しているイメージです。

あと、実はLINE公式アカウントからの連絡の方が、お客様にとって「ちゃんとフォローしてくれてる」っていう感覚があるみたいです。

1つの講座を受けた後、しっかりフォローすることで他講座にも興味を持ってもらえます。

 

CATS:確かに、機械的に見えるLINE公式アカウントから、個別に返信が来たときに特別感や安心感を感じた経験があります。

LINEでのコミュニケーションは送信側の利便性だけでなく、受け取る側の情緒的なメリットもあるんですね。

 

―広告配信をMetaに限定している理由はありますか?

 

望月:ターゲットと媒体属性が合致するという面が大きいです。

当社が提供している講座へは、「自身でビジネスを立ち上げたい」という参加理由が多い一方で、実際にそのビジネスでマネタイズしていくとなるとネットリテラシーやある程度の資金が必要になります。

その点、Metaは「SNSを活用する×就勤中の中高年」が多く活用されているので、当社のターゲットにマッチしていると考えています。


―――Meta広告を運用する上で、課題になっていたことはありますか?

 

望月:管理画面と実際のCV数が大きく乖離することですね。管理画面上ではCPA1500円と表示されているのに、実際のLINE友だち追加数で計算すると、CPA5000円だとか。

 

財前:このズレで困るのが、どのクリエイティブから実際のLINE友だち追加がされているのかがわからないことです。

同じ講座でも様々な訴求でバナーを作成しているので、お客様に何が刺さっているのか判断がつかないですし、それに伴って予算を投下すべきキャンペーンも判明しないので、非常に困っていました。

 

―たしかに死活問題になりえますね。その課題はどう乗り越えたのでしょうか?

 

財前:CATS社が提供している”LINE友だち追加計測ツール”を導入しました。

 

CATS:誘導しいてしまい、申し訳ございません(笑)

ありがとうございます!ちなみに「L-ad」を知った経緯は何でしたか?

 

望月:「L-ad」を初めて知ったのは、Xの投稿ですね!

ちょうど先述の課題感があって、何とかならないかなと思っていたときに、相互フォローしている方のツイートを見たんです。

ドンピシャの内容だったので、驚きました。「これでいけるかもしれない!」って。

 

―「L-ad」導入による、実際の効果はいかがでしょうか?

 

 

財前:率直に「L-ad」で、導入前の課題は解消できました!

導入前はリスト(LINE友だち)獲得単価が平均6790円で、直近では2万円弱とかなり高騰化していたのですが、導入後は約3,000円で獲得できていて、1ヶ月間のLINE友だち追加数が908名ですね。

予算を大幅に増加したのにCPAも半分以下になったので、すごいですよね。

 

CATS:予算はどのくらい上げられたのでしょうか?

 

財前:以前は月間100万円くらいでした。

導入後は最適な予算投下先が明確になったので、4月の1ヶ月間は250万円投下しました!

 

望月:ROASも274%増で、この数値感が単月で達成できたのはツールを導入した成果があったな、と嬉しい限りです!

 

財前:私が感動したのが、「L-ad」の管理画面上に友だち追加されたユーザーの実際の”LINE名”が表示されるんですよ。

実際に誰からのCVが計上されているのかが見えるので、数値を見ている側としてはすごく安心感がありますね。

財前:”LINE名”が見えることで、その後のフォローもしやすくなります。

「どういう訴求をしたクリエイティブから登録した」という情報が見えるわけですから、各人にとってどういうニーズがあるか判明しやすいんです。

また、ゆくゆくは「このクリエイティブは、友だち追加には繋がるものの、実際の受講には繋がらない」という判断にも繋がるのではないか?と期待しています。

 

CATS:「L-ad」がご期待どおりの働きが出来ているとのことで大変嬉しいです!

 

当初期待していた以外の「L-ad」の利点はありましたか?

 

財前:複雑なシステムなのに、ちゃんと使えている。っていうところが気に入っています。

「○○がしたいけど、どこを確認すればいいか分からない」という場面で、CATSのカスタマーサポートに質問すると即日で返答がきます。

それも、『ボタンAを押してからボタンBを押すことで可能です!』というように、明確な操作手順が返ってくるので、頭を悩ませる時間がないのが助かっています。


CATS:
CATSはカスタマーサクセスにはかなりこだわりがあります。これからもチャットボットではなく、1社に1人カスタマーサポートが着くことで、真に満足していただけるようなサポート体制を続けていきます!

 

―逆に、「L-ad」に対して改善してほしい点などはありますか?

 

財前:管理画面上に異常値があった際にアラートが出るような仕組みがほしいです。

現状だと計測不良やタグ不備などの問題点は、自分で気がつくしかないので、その分注意深く確認する必要があります。

「違和感のある数値が出ている」という警告が出るシステムなら、その確認も軽度で済むのではないかと思っています。

 

望月:私は、貼付け用の短縮URLが作成できたらいいなと思います。

「L-ad」で生成するURLはパラメータが含まれる分長いので、自分のSNSや投稿などに貼り付けられるようにお願いしたいです。

 

CATS:貴重なご意見ありがとうございます。なるべく早く実装できるよう尽力いたします!

 

―ヴォルテックス様の今後の展望はありますか?

 

望月:自己啓発やスピリチュアル業界において、日本一の運営会社になることを志しています。そのために、今までの個人向けの講座だけでなく、法人向けの講座に力を入れていきたいと思います。

受講生全員が「独立して稼ぐため」に参加されているわけではなく、学ぶことで「現職に活かしたい」というご意向で受講される方もいます。

そういう方たちに向けて、個人ではなく企業が社内プログラムとして当社のセミナーを採用いただけると、企業・雇用者双方にメリットがあるのではないかと考えていますので、toB領域に力を入れていきたいですね。

 

CATS:たしかに、会社のプログラムで受講できたら、仕事上での人間関係やマインドセットにも役立ちますね。

 

望月:当社は色々な種類のセミナーを用意していますが、全てに共通しているのは「自分の内面を進化させていくこと」です。

「L-ad」の導入によって、より多くの方との出会いが生まれています。

この出会いをきっかけとして、自分自身の成長について、短絡的な表面部分から、長期的に内面部分に目を向けてくれる人が1人でも増えれば嬉しいです。

 

ヴォルテックス有限会社

代表取締役:望月 俊亮

事業内容:① 生涯教育に関しての各種講演会、シンポジウム開催

②書籍・教材の販売

③出版業

④健康食品、能力開発・ヒーリンググッズ、輸入雑貨の販売

本社:東京都港区高輪3-11-5 IEIイマス高輪ビル4F

URL:https://vor.co.jp/

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