Case Study
実績・事例クライアントの効果最大化を追求するBONNOUのCATS活用事例~バルクオムの新規顧客獲得を支えるFacebook へのCAPI連携とは~
業種 D2C/EC
導入プロダクト
(写真)株式会社BONNOU 広告事業部 リーダー 廣瀬 哲也 様
メンズスキンケア商材を展開する株式会社バルクオム(代表取締役CEO:野口 卓也、以下、バルクオム)の広告運用を担当している株式会社BONNOU(代表取締役社長:横野 力、以下、BONNOU)廣瀬様に、クライアントの効果最大化のための手段の一つとして「CATS」を導入した経緯とその成果についてお話を伺いました。
― 本日はお時間をいただきありがとうございます。まず、廣瀬さんのお役回りについて教えてください。
廣瀬様:私は現在、BONNOUの広告事業部でリーダーを務めています。
入社してからまだ1年程度ですが、以前はTikTokに特化したマーケティング会社で制作を担当していました。現職でもそのノウハウを活かして、動画を含むクリエイティブの制作から運用までを支援しています。
CATS: 今回「CATS」を導入したきっかけである、バルクオム様へはいつからご支援されているのでしょうか?
株式会社バルクオム:メンズスキンケア商材を初めとして、ヘアケア・メイクアップ商材を販売する。2023年4月時点で累計出荷本数は1200万本を突破。
廣瀬様:2024年3月頃から弊社が予算運用に本腰を入れるタイミングで、新規獲得の課題に対するソリューションを提供できる体制が整いました。
そこで、バルクオム様が直近1, 2年ほど広告での新規獲得に苦戦されていたヘアケア商材を支援させていただくことになりました。
当時のバルクオム様の運用はチャットボットや計測回りに課題があったのですが、ソリューション提案が可能になったことで、そのような課題を網羅的に解消する動きをとることができました。
その甲斐あって広告効果は向上、それからヘアケア商材以外にも担当させていただく範囲が広がってきました。
CATS:計測回りの課題とは具体的にどのようなものでしたか?
廣瀬様:はい、Meta広告タグの過剰発火や誤発火が多くて困っていました。
本来のコンバージョン(CV)とは異なる動画クリエイティブにCVが付いてしまうことがあって、Meta側の機会学習が最適化されなかったんです。
あとは、バルクオム様がECカートシステムを活用されているので、カートシステム上で確認できる「実際のCV」とMeta上で確認できる「媒体CV」が異なることも問題でした。
CATS:そのような状況を踏まえて、廣瀬様が計測システムの導入を社内提案されたのでしょうか?
廣瀬様:いえ、「CATS」は弊社の代表 横野から提案されました。
弊社は少数精鋭のベンチャー企業なので、定期的に全社ミーティングを実施しています。
その際にバルクオム様の案件において計測に問題があることに着目した代表の横野からおすすめされました。
私自身も普段からInstagramでCATS社の広告を見ていて、存在や機能は知っていたのでスムーズに話が進みました。
CATS: それが導入の決め手になったんですね。他のシステムとの比較はどうでしたか?
廣瀬様:「 CATS」以外のシステムはほとんど見ていなかったのですが、特に重要視していたポイントは”カートシステムとの連携”です。
「CATS」の詳細資料を見て、システム連携についての具体的な事例や詳しい説明があったので、安心して導入を決めることができました。
―「CATS」を導入したことで先述されていた「Meta広告タグの過剰発火や誤発火」は改善されたのでしょうか?
廣瀬様:はい、大きく改善されてますね。
Metaに関してはCV数値の乖離率が33.3%から9.09%まで減少したので、72.72%の改善が出来ています。
その他の媒体にも勿論広告配信しているのですが、新規クリエイティブは、まずMeta配信でのパフォーマンスを確認してから他媒体に流すという流れを採用しているので、
Metaの成果が非常に重要になってきます。
そもそもMetaってCV乖離が割とひどいんですよね。
マーケター・運用者にとって「Metaは過剰発火して仕方ない」っていう認識が一般的で、そういうものだからしょうがないと諦めている担当者も多いと思います。
ここまで乖離が解消できたので、僕としても「CATS」という解決策があることが多くのマーケターに認知されるといいな、と思っています。
CATS:ありがとうございます!!
廣瀬様:あとは、過剰発火を防ぐ、というシステム価値を提供している企業は他にもいると思いますが、『fbclid』をカートシステムから媒体に返す機能を有しているところがCATSさんの特長だなと感じています!
カートシステムで作成したLP上のCVデータをMeta側に返すことができることで、Metaのイベントマネージャーのマッチングクオリティが向上するなど機械学習も最適化されています。
今後はMCVデータもカートシステムから媒体に返すことで、「クリックはされたけどCVまでに至らない」クリエイティブなどを判明できるように設定していきたいと思います。
―CATSの改善点があれば教えてください。
廣瀬:「CATS」を含めてシステムを使う上で「設定しなくてもいい部分」が分かりづらいかもしれません。
業界業種によって用語の認識が変わったり、リテラシーのレベルが違うので、
”どこまでの情報をいれないと目的が達成出来ないのか”が感覚的に分からない人もいると思います。
苦手意識がある方にとっても手順が分かりやすくなっていると全ての人に使いやすいのではないでしょうか。
CATS:仰る通りですね!弊社はサポート体制でその難解さをカバーしてきましたが、そもそもサポートが必要のないくらい分かりやすい設計にしていくことも重要ですね!
―廣瀬様の今後の展望について教えてください。
廣瀬様: 目先のクリエイティブ改善とかだけでなく、全体最適を考えてLTVを最大化できるマーケターになりたいと思っています。
今日お話しした「計測」の部分まで踏み込んで、やり切れている運用者は多くないと感じているので、全体を俯瞰して見ながら必要な支援を提供していきたいですね。
今後は認知施策領域の知見も増やして、よりご支援の幅を広げていく所存です!
株式会社BONNOU
代表取締役社長:横野 力
事業内容:webマーケティング事業、ベンチャー投資事業
所在地:東京都渋谷区広尾1丁目10-5 テック広尾4F
株式会社バルクオム
代表取締役CEO:野口 卓也
事業内容:化粧品の企画、販売
URL:https://company.bulk.co.jp/
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