
「流入経路分析機能」 LINE拡張ツールでだけでは足りない⁉
LINE公式アカウントの友だち追加施策を実施している方であれば、「流入経路分析」という機能を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
LINE拡張ツールには、どの広告から「友だち追加」が発生したかといった流入経路を把握できる機能があります。
この流入経路分析機能を使いこなすことで、LINE友だちを集めるための最適な方法を分析することが可能です。
今回は、LINEマーケティングにおける「流入経路分析」とは何かを勉強してきたので、皆様にも共有させていただきます!
現在LINEマーケティングにおいて施策を実施している企業の方や、これから実施しようと思っている方のお役立てたら幸甚です。
Index
2-1. LINE公式アカウントの「友だち追加経路機能」のデメリット
4. 流入経路分析のしくみ
4-1. 流入経路ごとにURLを発行する
5. 手間のかかるLP複製の工程なしに流入経路分析できるL-ad
6. まとめ
LINE友だち追加計測ツール

LINEの友だち追加を媒体やクリエイティブごとに正確に計測し、広告施策の効果改善を実現するツール。
LINE友だち追加後の「予約」や「購入」などのユーザーアクションもCVとして計測でき、売上成果につながる広告媒体が明瞭化。施策は媒体別・キャンペーン別・クリエイティブ別に計測できるため、最適な予算投下が可能に。


LINEマーケティングにおける流入分析とは何か
LINEマーケティングにおける流入経路分析機能とは、ユーザーがどのような経路でLINE友だち追加に至ったかを分析する機能を指します。
LINEマーケティングを実施している企業の多くは、より友だち数を増やすために様々な施策を実施しています。従来は店舗に設置したQRコードの読み取りがメインでしたが、今ではWebサイトやSNS、あるいは広告からもLINE集客をする企業も増えてきています。
このように複数の流入経路からLINEに誘導している場合、流入経路分析機能を利用することで、ユーザーの行動パターンや属性を把握できるだけでなく、どの施策が友だち追加に寄与しているのかが判明するためLINE誘導効果の高い流入経路にリソースを集中させることができます。

流入経路を把握する方法は?
では、どのようにしてLINEまでの流入経路を把握するのでしょうか?
流入経路を把握する方法として、LINE公式アカウントの「友だち追加経路機能」が挙げられます。
この「友だち追加経路機能」では、経路ごとの友だち追加数とブロック数を確認することができます。
「友だち追加経路機能」はLINE公式アカウントのプランに入っていれば無料で使用できるという特長があります。そのため、未認証アカウントで運用している企業はLINE公式アカウントに備わっている「友だち追加経路機能」を利用することで友だち追加に至った経路がどこなのか把握するという課題を解決することができます。
しかし一方で、LINE社が提供している「友だち追加経路分析」はある特定の条件下でしか分析できないため、使いにくい場合もあります。
LINE公式アカウントの「友だち追加経路機能」のデメリット
①分析できる機関が最大90日間
LINE友だち追加経路の分析結果は90日間のみしか表示されません。そのため、半年や1年分をまとめて分析することができません。
もし90日間以上の長期間を分析したい場合は、1か月や3ヶ月ごとに手動でエクセルやスプレッドシートに入力しデータを保存するなどの作業が必要になります。LINEで業務を効率化を実現しようとした結果が、実際には作業に時間を取られてしまう状態になりかねません。人的に行うデータ管理となるため、ミスが発生する可能性もあります。
②数値を確認できない場合がある
特定の経路からの流入が20件以上ない場合、プライバシー観点より、経路が登録通りには表示されません。
20件以上の流入がない場合は、「外部流入」という項目にまとめられてしまいます。
つまり、友だち追加数が少ない場合や、経路を細かく分けたい場合には、友だち追加経路の機能は活用しにくいのです。
また、流入経路等の情報を元にセグメント配信が可能なオーディエンス機能は、特定の経路に50人以上のユーザーがいる場合のみに活用できます。ユーザー数が足りない場合は、経路ごとにメッセージを送ることができません。
※オーディエンス機能:特定の条件を満たしたユーザーを絞り込み、メッセージ配信やステップ配信の配信先を指定できる機能です。
これにより、自社の情報を必要とするユーザーに確実に配信できます。
③ユーザーと経路の紐付けができない
LINE公式アカウントの友だち追加経路機能では、友だち追加の数値を計測することができますが、これらの数値はユーザーの個人情報とは紐付けることができません。
つまり、特定の経路から友だち追加した”人数”を把握することは可能ですが、”誰が”その経路を通じて登録したのかを特定できないということです。
④詳細なユーザー属性は把握できない
LINE公式アカウントの「友だち追加経路機能」は、LINEが標準で提供している機能なので、、LINE内の数値を計測することは可能ですが、他のマーケティング施策との関連性を把握することはできません。
より詳細な分析を実現するためには、外部のマーケティングツールを導入する必要があります。
流入経路の分析を正しく行うために
前述したLINEオリジナルの友だち追加経路機能のデメリットに対して、「LINE拡張ツール」を導入することで、解決できます。
LINE拡張ツールはLINE公式アカウントと連携する別ツール・システムなので導入には費用がかかりますが、期間に縛られず、より詳細まで把握/分析ができます。
LINE拡張ツールについては以下でまとめていますので、是非ご覧ください☟
【DL資料】流入分析はなぜ必要?LINE公式アカウント施策のPDCAを叶えるマスト機能
流入経路分析のしくみ
LINE公式機能で実現できない流入経路を、「LINE拡張ツール」ではどのように計測・分析しているのでしょうか?
個人的に非常に気になった部分なので特筆していきます。
流入経路ごとにURLを発行する
まず、LINE拡張ツールは流入経路ごとに異なるURL(またはそれを画像化したQRコード)を発行する機能があります。
まずは自社で分析したい経路ごとにURLを発行します。
その際に、そのURLがどの経路用に作成されたものかを明確に記載しておくことが重要です。

発行したLINE登録URL分だけLPを複製する
次は発行したURLを、LPのCTAボタンを押下した後に開かれるリンクとして設置します。
当たり前ですがCTAに紐づけられるリンクは1種類のみですので、各流入経路ごとに発行したURLを設置するためには流入経路ごとにLPが必要です。
そのため、各流入経路に合わせてランディングページ(以下、LP)の複製が必要になります。
手間のかかるLP複製の工程なしに流入経路分析できるL-ad
前述したLP複製は、想像以上に手間のかかる作業です。
分析したい流入経路が数個であればさほど気にならい作業ですが、これが常にPDCAを回す広告運用の場合は例外です。
例えば、LINE誘導の際に「Meta」「Google」「TikTok」等媒体ごとに流入経路を分けるだけの作業であれば特段気になるほどの工数ではないと思います。しかし、広告運用の担当者がPDCAを回すには、広告バナー/クリエイティブ/キャンペーンごとにLINE誘導効果を見たいはずです。
この場合、同じLINE公式アカウントに誘導するための広告バナーが100種作成されれば、必然的にLINE登録URLも100種発行が必要ですし、そのURL遷移を促すLPを100種用意する必要があります。
これは想像するだけで大変な作業ですよね。
そこで、CATS社が提供するL-adでは、LPを複製する手間を省き、運用のPDCAの高速化をサポートすることができます。

L-adはLINE誘導CTAを設置したLPそのもののURLを、経路ごとに複数発行することができます。
他の拡張ツールが提供している機能は、「流入経路ごとのLINE登録URLの複数発行」を行うため、LPとCTAを対応させる手間が発生していました。
L-adは1種類のLP(LINE誘導URLがリンクされたCTA付)を登録すれば、
無限にパラメータ付のLPを複製することができるため、複製ボタンを押すだけで計測環境が整います。
まとめ
今回のコラムでは、LINE公式アカウントの基本機能である「流入経路分析」だけでは不十分だということと、LINE拡張ツールを導入することでその課題は解決するものの流入経路数分のLP複製の手間がかかることをお伝えしました。
その解決策として「L-ad(エルアド)」は、流入経路の把握はもちろんのこと、複数ある広告のURLを簡単に発行できます。これまで流入経路別に細かくURLを発行していた手間をL-adが解決してくれるため、より効率的なPDCAを回すことができると思います!
ぜひL-adを活用した流入経路分析をデモ体験で試してみてはいかがでしょうか?

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