
アフィリエイトコードの発行方法!ASPを利用する場合と自社アフィリエイトの場合を解説
アフィリエイトコードを発行するにあたっては、ASPを利用する方法と、自社でアフィリエイトシステムを構築する方法で違いがあります。
本記事では、アフィリエイトコードの発行方法に加え、ASPと自社アフィリエイトの違いについて詳しく解説し、最適な運用方法を選択するためのポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
Index
2-2. 自社アフィリエイトシステムを利用したアフィリエイトコード発行手順
3-1. ASPを利用するメリット
3-2. 自社システムを利用するメリット
4-1. 不正対策を行う
4-2. 報酬設定が適切か確認する
5. まとめ
アフィリエイトASPシステム

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必要な機能を厳選し、明確かつ低価格な料金を実現。自社アフィリエイトシステムを手軽に導入いただけます。
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アフィリエイトコードとは?

アフィリエイトコードとは、商品やサービスを紹介した成果に応じて報酬が発生する「アフィリエイト広告」で使われる専用リンクのことです。
ユーザーがクリックして購入や登録などの成果が発生すると、そのアフィリエイトコードを介して「どのメディア(アフィリエイター)が成果を生み出したか」を追跡できます。
広告主(企業)や代理店側でアフィリエイトコードを管理することにより、正確な報酬算出や広告効果の分析が可能になります。
アフィリエイトコードの発行方法

アフィリエイトコードを発行するには、主に「ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を利用する方法」と「自社アフィリエイトシステムを利用する方法」の二つの手段があります。以下では、それぞれの手順を解説します。
ASPを利用したアフィリエイトコード発行手順
ASPに広告主(または代理店)として登録
まず、広告主としてASPに登録し、利用申請を行います。
ASPによっては審査がある場合もありますので、自社のサイト内容や商材が適切であるかを事前にチェックしておきましょう。
アフィリエイトプログラムを作成
登録が完了すると、ASPの管理画面から「アフィリエイトプログラム」の作成を行います。
報酬額や報酬対象となる行動(購入、資料請求、会員登録など)、広告の掲載条件を設定し、プログラムを公開します。
広告素材をアップロード
バナー広告やテキストリンクなど、アフィリエイターが利用できる広告素材をASPの管理画面にアップロードします。
魅力的な素材を用意しておくと、アフィリエイターが積極的に紹介しやすくなります。
アフィリエイトコード(リンク)を発行
作成したプログラムに紐づく「アフィリエイトコード」が自動的に生成されます。
アフィリエイターは、ASPの管理画面からこのコードを取得し、自身のサイトやSNSに設置します。ユーザーがアフィリエイトコード経由で広告をクリックし、成果が発生した際に正確な報酬が計算されます。
自社アフィリエイトシステムを利用したアフィリエイトコード発行手順
アフィリエイトシステムの準備
自社アフィリエイトシステムを構築・導入します。自社開発か、既製のパッケージを導入するかを検討し、システムを稼働できる状態に整えましょう。
サーバーやセキュリティ対策なども考慮し、アフィリエイターとのやり取りに支障がない環境を確保します。
アフィリエイトプログラムの作成
管理画面から「アフィリエイトプログラム」を作り、報酬形態や対象成果を設定します。報酬や掲載条件、広告の掲載範囲などを自由にカスタマイズできます。
広告素材を作成
バナー画像やテキストリンクなどをデザインし、システムにアップロードします。アフィリエイターが使いやすく、商品・サービスの魅力を伝えやすい素材を準備すると、成果に直結しやすくなります。
アフィリエイトコード(リンク)を発行
自社システム上で、各広告素材に対するアフィリエイトコード(トラッキング用のURLなど)を自動生成します。
アフィリエイターはそのコードを使ってサイトに広告を設置し、そこから発生した成果がシステムで記録・集計されます。
ASPと自社アフィリエイトの違い

アフィリエイトコードを発行するうえで、ASPに登録するか、自社システムを構築するかの選択肢があります。両者にはメリットとデメリットが存在します。
ASPを利用するメリット
即時導入が可能
ASPを利用すると、システムの構築や開発を行う必要がなく、すぐにアフィリエイトプログラムを開始できます。
すでに確立されたプラットフォームを活用することで、スムーズに運用をスタートできる点が大きなメリットです。
多数のアフィリエイターが登録
ASPにはすでに多くのアフィリエイター(パートナー)が登録しており、自社で募集をかけなくても商品やサービスを広めてもらうことができます。
特に知名度の低い企業や新規サービスの場合、ASPを利用することで短期間で多くのアフィリエイターにリーチできます。
トラッキングや報酬管理の自動化
ASPのシステムには、クリック数やコンバージョン数のトラッキング機能が標準で備わっています。
さらに、報酬の計算や支払い処理も自動化されているため、企業側で煩雑な管理を行う必要がありません。これにより、運用負担を大幅に軽減できます。
自社システムを利用するメリット
手数料が削減可能
ASPを利用する場合、成果報酬の一部をASPに支払う必要があります。
しかし、自社でアフィリエイトシステムを構築すれば、この手数料を削減でき、広告費をより効率的に活用できます。特に規模が大きくなるほど、手数料の削減効果が顕著になります。
カスタマイズ性が高い
自社システムなら、独自の機能や報酬設定など、ビジネスモデルに合わせたカスタマイズが可能です。
たとえば、特定のアフィリエイターに特別な条件を設定したり、独自のトラッキングルールを適用したりすることができます。
データの一元管理が可能
ASPを利用すると、アフィリエイト関連のデータはASPのシステム上に保管されますが、
自社システムを利用すれば、顧客情報や販売データと統合して管理することが可能です。これにより、より詳細なデータ分析ができ、マーケティング施策を最適化しやすくなります。
自社アフィリエイトシステムを徹底比較!選び方や導入時に気をつけたいポイントを解説します!
アフィリエイト運用するにあたっての注意点

アフィリエイトコードを発行して運用を始めるだけでは、不正クリックや不適切な広告表現といったリスクを完全に排除できません。以下の点を注意して運用を行いましょう。
不正対策を行う
不正クリックや虚偽の成果申請などを未然に防ぐために、システムやASPが提供する不正検知機能を活用することが大切です。
定期的なデータモニタリングを行い、不自然なアクセスや成果があればすぐに確認・対処する体制を整えましょう。
報酬設定が適切か確認する
報酬設定が低すぎるとアフィリエイターのモチベーションが下がり、高すぎると企業側の利益を圧迫します。
市場相場や自社の利益率を考慮しながら、適切な報酬額を検討しましょう。競合他社の事例も参考にすると、より妥当な設定が可能です。
アフィリエイトにおけるASPの役割とは?広告主向け・アフィリエイター向けのメリットをそれぞれ紹介
まとめ
アフィリエイトコードの発行方法には、ASPを利用する方法と自社でアフィリエイトシステムを構築する方法があり、それぞれのメリットを解説しました。
本記事で紹介したポイントを参考にしながら、自社に最適なアフィリエイト運用方法を選び、効果的なマーケティング施策を進めていきましょう。

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