LINEマーケティングの成功事例5選!LINEマーケティングの施策例も紹介!

2024年12月2日

LINEは、国内ユーザー数9,600万人を超える利用者がいるコミュニケーションアプリ。

近年LINEは個人間の連絡ツールとしてだけでなく、企業と個人のコミュニケーションにも活用されるようになってきています。

法人向けの多様な機能が実装されており、マーケティングの重要度は増していく一方です。

今回はLINEマーケティングのメリットとデメリット、施策例と実際の成功事例を5つ紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

LINE友だち追加計測ツール

LINEの友だち追加を媒体やクリエイティブごとに正確に計測し、広告施策の効果改善を実現するツール。
LINE友だち追加後の「予約」や「購入」などのユーザーアクションもCVとして計測でき、売上成果につながる広告媒体が明瞭化。施策は媒体別・キャンペーン別・クリエイティブ別に計測できるため、最適な予算投下が可能に。

LINEマーケティングとは

LINEマーケティングとは?オフィスのデスク

まずLINEマーケティングとは、LINEのビジネスアカウントである「LINE公式アカウント」を利用し、ユーザーのLINEに情報配信することで集客や購買につなげる活動のことです。

LINEを利用するユーザー側の視点に立ってみると、「友だち」とやりとりしているようなフランクな形式で企業からメッセージが届くと通知も開封しやすいでしょう。

抵抗感がないため企業のキャンペーン情報に興味を持ったので読んでみた、という経験がある人も少なくありません。

プライベートでの使用がメインと考えられるLINEですが、今やビジネスで効果的なツールと言っても過言ではありません。

LINEマーケティングのメリット

LINEマーケティングのメリット

LINEマーケティングはどのようなメリットがあるか、ひとつずつ解説していきます。

新規ユーザーを獲得できる

LINEは男女問わず利用率の高いコミュニケーションツールアプリで、多くの新規ユーザーを獲得できるというメリットがあります。

若者のみならず、高齢者にもアプローチできるためどんな商品やサービスとも相性が良いと言えます。

またLINEの登録も簡単なため、見込み客も集めやすいという特長があります。

リピーターにすることもできる

LINEマーケティングでは、既存の顧客をリピーターに育成するための効果的な施策が可能です。

例えば、クーポン配信やポイントカード機能を活用することで、再来店や再購入を促進できます。

定期的な配信により、一度サービスを利用したユーザーに忘れられないようにするだけでなく次も利用しようと思わせてリピーターにすることができるという点もLINEマーケティングのメリットです。

参考:学校や塾でLINE公式アカウントを活用するメリットは?

LINE公式アカウントを活用したリストマーケティングについて解説しています!

併せてご確認ください。

【DL資料】成功事例から見るリストマーケティングの効果とは?

LINEマーケティングのデメリット

LINEマーケティングのデメリット

一方、LINEでのマーケティングを始めることによるデメリットも存在します。

デメリットとして挙げられる2つを解説します。

友だちが増えないと効果がない

まず公式アカウントをユーザーに友だち登録をしてもらわないとクーポンやキャンペーンなどの配信をすることができず、マーケティング活動を行うことができません。

広告出稿などの場合は自分たちのサービスを知らない人にもアプローチすることができますが、LINEマーケティングは一度友だち登録された人にしかアプローチすることができない点はデメリットと言えるでしょう。

まずはSNSで発信したり店舗で友だち追加特典を用意したり、友だち登録へ促しやすくすることがおすすめです。

アカウント停止のリスクがある

気を付けていただきたい点としては、アカウント停止のリスクが存在するというデメリットがあります。

LINEだけに限らず、XやインスタグラムなどのSNSアカウントにもあり得ることですが、せっかく積み上げてきた努力が水の泡になってしまうリスクがあります。

LINEでのアカウントが停止される主な理由としては、以下が挙げられています。

・友だちからの通報

・アフィリエイト広告の掲載

・ガイドラインの禁止事項での発信

一度アカウント停止されてしまうと、LINEアカウントでの復活はできないので注意しましょう。

LINE公式アカウントを使用したマーケティング施策例

CASE・LINE公式アカウントを使用したマーケティング施策例

ここからはLINEマーケティングで活用できる、さまざまな機能を紹介していきます。

リッチメニューの表示

リッチメニューとは、トーク画面の下部に固定されるメニュー画像のことです。

メッセージの配信に埋まることなく、友だちに見てもらうことができます。

そのため、高いクリック率を期待することも可能。さらに来店予約や資料請求といった、売り上げに繋がる可能性があるアクションを誘導する上でとても重要です。

またLINE公式アカウントは配信数によって費用が変動しますが、リッチメニューを設定することで配信数を節約することもできます。

クーポンの配布

クーポンとは、LINE公式アカウントからクーポンを発行できる機能です。

作成したクーポンは、メッセージやLINEVOOMで配信可能。

例えば友だち追加時にクーポンが配信される設定を行うこともできるため、新規ユーザーにお得だと思ってもらいやすいですね。

友だち追加やリピートしてもらうための訴求として効果を発揮しやすい機能です。

ショップカードの作成

LINEでショップカードを作成することができます。紙のポイントカードを作成するよりもコストが削減できる上、さまざまなキャンペーンと連動させることで再来店を促すことも可能です。

またポイントの有効期限をユーザーに通知する機能も備わっており、期限間近になったユーザーの来店動機にもつながりやすいです。

また、ユーザー側のメリットとしては、使い慣れたLINEアプリ内でポイントを管理できるため、ポイントカードを持ち歩く必要がありません。

会計時にポイントカードを出す際に手間取ってしまい、あたふたするなんてこともなくなります。

企業・ユーザー両者にとってメリットのある機能です。

LINEマーケティングの成功事例

LINEマーケティングの成功事例

ここからは実際にLINEでのマーケティングに成功して利益を上げた事例を紹介します。

成功事例を参考にしながら、自社の取り組み内容に反映させたマーケティング戦略を練っていきましょう。

事例1 :剪定屋空

三重県内で個人邸の庭園管理や樹木の伐採を行う「剪定屋空」は、2018年にLINEアカウントを導入。

造園業はまだまだアナログ業界で、SNSを活用していない同業者も多いと代表の飯島さんは語っています。

LINEは電話での対応を嫌がるユーザーやメールアドレスを持たないユーザーにアプローチしやすい上、メッセージ配信やタイムライン投稿を活用した情報発信が行いやすいといったメリットがあります。

引用:LINEヤフー for business

事例2 :熊本ラーメン 黒亭

熊本県内に4店舗を展開するラーメン店「黒亭」は、LINE公式アカウントを開設して集客や販売促進に活用しています。

キャンペーン情報やクーポンだけでなく、ブランドイメージを魅力的に伝えるコンテンツをLINE公式アカウントで配信したり、友だちの獲得施策にも取り組んでいたりと幅広いアプローチを行っています。

ユーザーの誕生月に「年の数と同じ数の餃子をプレゼント」という友だち限定クーポンを配信した際には初月1,500個の注文が入るほど好評を博しました。

引用:LINEヤフー for business

事例3 :STUDIO TRIVE

大阪府でスタジオを構える「STUDIO TRIVE」は、ダンスやヨガといったプログラムが体験でき主婦や学生、仕事帰りの女性に人気のスタジオです。

会員向けの連絡ツールとして、2020年にLINE公式アカウントを開設しました。

その後すぐに新型コロナウイルスの感染拡大によって、スタジオは休館を余儀なくされました。

「休館は致し方なかったが、ユーザーに何らかの有益な情報を届けたかった」と語るマネージャーの山田さん。

自粛で運動不足になりがちな会員に自宅でトレーニングができるように、インストラクターによるレクチャー動画を有料配信することを考案しました。

配信頻度は4~5日に1回のペースでオンラインサービスの案内や、ライブトリーミングの予定などカードタイプメッセージを活用して配信をしたところ、開封したユーザーの50%以上のクリックにつながりました。

引用:LINEヤフー for business

事例4 :SUZU CAFE

主に広島県と東京都に8店舗を展開するカフェチェーン、SUZU CAFE。2019年にLINE公式アカウントを開設し、ショップカードを活用した既存ユーザーに力を入れています。

同カフェのショップカードは、最大20ptに設定し5ptごとにインセンティブを用意しています。中には「グループ全員にランチデザートをサービス」といった複数で来店しやすいインセンティブも存在。

また来店人数が落ち込みがちな雨の日には2ptを付与するといった工夫もしており、リピーターと同時に来客数の平準化も促進する工夫をしています。

引用:LINEヤフー for business

事例5 :アリトル

東京都と神奈川県を中心に12店舗を展開するタピオカ店のアリトル。ブランド認知向上とキャンペーン情報を効率的に伝えるため、2019年にLINE公式アカウントを開設。

公式アカウントでは主に、シーズンメニューのお知らせなどを案内しています。

またユーザーの年齢層が10~30代の若い女性ということもあり、LINE公式アカウントでもフランクなメッセージや絵文字を取り入れることで親近感を感じてもらえるように工夫をしています。

2020年の新型コロナウイルスの感染拡大により、営業短縮に踏み切りましたがデリバリーサービスをスタートさせ、LINE公式アカウントで定期的に告知することに。

そのおかげかコロナ渦におけるデリバリーの全店売り上げが200%伸長するといった驚きの数字をたたき出しました。

引用:LINEヤフー for business

まとめ

LINEマーケティングは、国内9,600万人以上のユーザーを抱えるLINEを活用し、集客や購買促進を図る強力な手法です。本記事では、LINEマーケティングのメリット・デメリット、実際の活用事例を通して、その可能性を詳しく紹介しました。

リッチメニューやクーポン配布、ショップカード作成などの機能を活用することで、新規顧客の獲得からリピーター化まで効果的に行えます。さらに、成功事例では「黒亭」の友だち限定クーポン施策や「アリトル」のデリバリー告知などがあり、具体的な成果が示されています。

適切な施策を取り入れることで、LINEマーケティングはビジネス成長に大きく寄与する可能性があります。LINEの特性を活かして、自社のマーケティングにぜひ役立ててください。

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萩原 理香子

編集者 萩原 理香子

CATS株式会社 マーケティング戦略室

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