LINE公式アカウントは無料で使える?料金プランを徹底解説!

2024年11月11日

LINE公式アカウントは、多くの企業にとって顧客とのコミュニケーションツールとして欠かせない存在です。

しかし、LINE公式アカウントを運用する際に、以下のような悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。

・プランの選択が難しく、適切な運用方法がわからない

・無料プランと有料プランの違いが不明確でどちらが良いか迷う

プランには、無料のコミュニケーションプランから有料のライトプランやスタンダードプランまでがあり、それぞれ異なる特典があります。

特に無料プランでは月200通のメッセージ配信が可能で、初めての方でも手軽に始められますが、送信できるメッセージ数の制限が存在します。

一方、ライトプランやスタンダードプランでは、より多くのメッセージを配信できるため、顧客との関係性を深めるための大きな武器となります。

プラン選びの際は、メッセージ送信量の必要性や予算などをしっかりと考慮し、最適なプランを選ぶことが重要です。

この記事では、LINE公式アカウントの料金プランや、その選び方について詳しく解説します。

LINE友だち追加計測ツール

LINEの友だち追加を媒体やクリエイティブごとに正確に計測し、広告施策の効果改善を実現するツール。
LINE友だち追加後の「予約」や「購入」などのユーザーアクションもCVとして計測でき、売上成果につながる広告媒体が明瞭化。施策は媒体別・キャンペーン別・クリエイティブ別に計測できるため、最適な予算投下が可能に。

LINEアカウントの料金プランを解説

LINE公式アカウントには、3つの料金プランがあり、利用するビジネスの規模や目的に合わせて選ぶことが可能です。

プラン別!ひと月に配信できるメッセージ数は?

LINE公式アカウントには、プランに応じた異なるメッセージ配信の制限があります。

各プラン別にひと月に配信できるメッセージ数を把握することで、運用戦略を立てやすくなります。

具体的な配信可能数を確認し、ビジネスに最適なプラン選びの参考にしましょう。

以下の表で料金プランを詳しく説明します。

コミュニケーションプラン

ライトプラン

スタンダードプラン

月額固定費

(税別)

0円

5,000円

15,000円

無料メッセージ通数

(月)

200通

5,000通

30,000通

追加メッセージ料金

(税別)

不可

不可

~3円/通

LINE公式アカウントには、ユーザーのニーズに合わせた3つの料金プランがあります。

それぞれのプランは「フリープラン」、「ライトプラン」、そして「スタンダードプラン」です。

フリープランは、毎月200通までメッセージが無料で送信でき、初めて利用する人や少数の顧客を対象とした運用に適しています。

ライトプランは月5,000通までの送信が可能で、友だち数は多くはないが本格的にLINEのアカウント運用を開始したい方におすすめです。

スタンダードプランでは月30,000通までのメッセージ送信が定額で送信可能で、それ以上についてはメッセージ送信数に応じた従量課金制になっています。

また、スタンダードプラン追加メッセージの価格テーブルは下記のようになっており、利用すればするほど単価が割安になります。

追加メッセージ配信数

単価

配信単価 (目安)

~50,000

3.0円

3.00円

50,001~100,000

2.8円

3.00~2.90円

100,001~200,000

2.6円

2.90~2.75円

200,001~300,000

2.4円

2.75~2.63円

300,001~400,000

2.2円

2.63~2.53円

400,001~500,000

2.0円

2.53~2.42円

500,001~600,000

1.9円

2.42~2.32円

600,001~700,000

1.8円

2.32~2.26円

700,001~800,000

1.7円

2.26~2.19円

800,001~900,000

1.6円

2.19~2.12円

900,001~1,000,000

1.5円

2.12~2.06円

1,000,001~2,000,000

1.4円

2.06~1.91円

2,000,001~3,000,000

1.3円

1.91~1.75円

3,000,001~5,000,000

1.2円

1.75~1.49円

5,000,001~7,000,000

1.1円

1.49~1.40円

7,000,001~10,000,000

1.1円

1.40~1.31円

料金プランを選ぶ際には、自社のメッセージ送信量やターゲットとしている顧客数を考慮することが大切です。

また、追加メッセージのコストも考慮しながら、効果的にコミュニケーションを図るための戦略を立てることが重要です。

このように、LINE公式アカウントはビジネスの成長を手助けする強力なツールです。

最適なプランを選ぶことで、顧客へのアプローチがより効果的になり、売上向上につながります。

課金対象となるメッセージ

メッセージ通数は送付人数×メッセージ通数でカウントされます。

例えば100人に3通送った場合、メッセージ通数は100人×3通=300通となります。また、1通あたり3吹き出しまで送付いただけます。

さらに、LINE公式アカウントではさまざまなメッセージ機能がありますが、すべてのメッセージ配信が課金対象としてカウントされるわけではありません。

LINEチャットの送受信や自動応答メッセージなど、一部のメッセージ配信は無料で活用できます。

カウントされるメッセージ

・メッセージ配信(絞り込み配信,ステップ配信含む)

・Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」「Narrowcast API」

カウントされないメッセージ

・LINEチャットの送受信

・応答メッセージ

・あいさつメッセージ

・Messaging APIの「Reply API」

 このように、正確に理解し、課金対象となるメッセージとならないメッセージを把握することで、コストを最適化し、LINE公式アカウントの活用をさらに効果的に行うことができます。

有料プランと無料プランの明確な違い

LINE公式アカウントの有料版と無料版の最も明確な違いは、メッセージの送信数です。

無料のコミュニケーションプランでは月に200通までメッセージが送信可能ですが、これ以上送信する場合は有料プランの導入が必要となります。

具体的には、ライトプランでは5,000通、スタンダードプランでは30,000通まで送信できます。

メッセージ数が増えるほど有料プランの恩恵を受けやすくなりますが、はじめてLINE公式アカウントを利用する場合、まずは無料のコミュニケーションプランからスタートするのが賢明です。

例えば、友だち登録を100人集めた場合、2週間に1本メッセージを送るとしても月に200通までのメッセージが送信できる無料のコミュニケーションプラン内で十分試せます。この規模であれば、LINEの運用や友だち登録数の増減、エンゲージメントの推移などを見極めながら運用をスタートすることが可能です。

一方、運用が軌道に乗り、友だち数が増えてくるとメッセージ数が上限を超える可能性が高まります。

例えば、メッセージを定期的に送信し、プロモーション活動やキャンペーンを積極的に行う場合、より多くのメッセージを送信する必要が出てくるでしょう。そうなれば、メッセージ数の多いライトプランやスタンダードプランに切り替えることを検討するべきです。

有料版ではさらに追加のメッセージ単位で費用が発生しますが、その分多くのターゲットにメッセージを配信することができ、結果としてビジネスの成長に繋がります。

た、有料プランではメッセージ配信に対する詳細な分析データや、より高度なマーケティング機能が提供されるため、戦略的な運用が可能になります。

まずは無料のコミュニケーションプランで小規模な運用を試し、効果を確認したうえで、有料版に移行するのが効率的なステップです。

このように、利用状況や目的に応じてプランを選ぶことで、LINE公式アカウントの効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

友だちが何人いたら、プラン変更すべき?

LINE公式アカウントのプランを無料から有料に切り替えるかどうかは、友だちの数とメッセージ送信数のバランスを考慮することがポイントです。

一般的には、友だちが100人程度に達したタイミングが一つの目安です。友だちが100人であれば2週間に1回メッセージ送信を行ったとしても月200通以内の無料のプランで抑えることができます。

この運用でユーザーのエンゲージメントやコンバージョンの成果が確認できれば、有料プランにアップグレードすることが推奨されます。

友だちの獲得に注力したり、メッセージの送信数を増やして成果を最大化しましょう。

友だちが100人を超えると、無料のプラン内だと月に2回の配信が行えず検証が難しくなります。

そのため、友だち100人を目安に、定期的な運用を行い、成果が見え始めたタイミングで、有料プランへの切り替えを検討することで、さらに効果的なLINE公式アカウントの運用が期待できます。

さらに、友だち数が増加するほど、マーケティング活動において得られるデータも増え、より細やかなターゲット戦略やパーソナライズが可能になります。

このデータをもとにして、次の段階の運用として、キャンペーンやプロモーションを実施する際にも、有料プランのメリットが際立ってきます。

したがって、一定の友だち数を超えた際にプラン変更を考えることは、ビジネスの成長にも直結する重要な要素です。

参考:LINE公式アカウントのプラン変更のタイミングは?画像付きで詳しく解説!

LINE公式アカウントのプラン変更手順

「利用と請求」メニューから「月額プラン」を選択すると、現在利用しているプランの確認や変更を行うことができます。

プランのリストから「ダウングレード」「アップグレード」をクリックすることで、プランの変更が可能です。

プランの変更には、事前に「お支払い方法」の登録が必要です。

引用:LINEヤフー for business

「ダウングレード」の場合は機能についての提案が表示されます。

プラン変更に進む場合は、「次へ」を選択します。

引用:LINEヤフー for business

「ダウングレード」にてプラン変更をした場合、「変更」ボタン選択後の画面でダウングレードの理由を聞かれます。回答することでプランの変更が完了します。

引用:LINEヤフー for business

LINE公式アカウントのプラン変更タイミング

プラン変更が反映されるタイミングはアップグレードする場合とダウングレードする場合で異なります。

アップグレードを行った場合は、差額をお支払いいただくことで、その月内から新しいプランが適用されます。

残りの日数に応じて通数の調整も行われるため、追加メッセージをすぐに利用できるようになります。

一方で、ダウングレードを選択した場合は、申請を行った翌月から新しいプランが適用されます。

したがって、現在のプランの機能や配信数を保証した状態で運用を続けることが可能です。

このように、それぞれの変更タイミングを把握することで、ビジネスのニーズに合わせた最適なプランを選択しやすくなります。

特に、定期的な運用やキャンペーンの実施に合わせて適切なプランを維持することが、成功につながるでしょう。

状況に応じてフレキシブルに対応することが重要です。

月中にアップグレードをする場合 

月の途中いつでもすぐにアップグレードが可能です。

現状のプランとの差額を支払うことで、差分の通数が付与されます。

月中にダウングレードをする場合

ダウングレードをする場合は、申請の翌月から適用されることになります。

即時の変更はされず、月内は月初のプランのまま、翌月より新しいプランが開始されます。

LINE公式アカウントの支払い方法

LINE公式アカウントの支払い方法には、さまざまな選択肢があります。

特に、月額費用や追加メッセージに関する課金は重要な要素です。

利用者は、クレジットカードや請求書払いを通じて料金を支払うことができます。

請求書払いを選択すると、後日請求書が発行されるため、資金管理をしやすくなります。

このように、支払い方法を選ぶことで、自社の運営に最適な形でLINE公式アカウントを活用することが可能です。

まとめ

LINE公式アカウントには、「フリープラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3つの料金プランがあり、ビジネスの規模や目標に応じて選べるよう設計されています。

まずはフリープランで運用を試し、友だちが100人を超えるタイミングや月200通以上のメッセージ送信が必要になった段階で有料プランを検討すると良いでしょう。

効率的なプラン選択で、LINEを活用した顧客コミュニケーションを充実させましょう。

有料プランでは、メッセージの配信数が大幅に増加し、さまざまなマーケティング機能を活用できます。

特に、スタンダードプランでは追加メッセージを配信できるため、さらに多くのターゲットとコミュニケーションを図ることが可能です。

これにより、顧客との関係性を深め、ビジネスの成長に貢献することが期待できます。

効率的なプラン選択で、LINEを活用した顧客コミュニケーションを充実させましょう。  

また、LINE公式アカウントの運用においては、メッセージの配信内容やタイミングを工夫することで、より高いエンゲージメントを実現することができます。

定期的な配信やキャンペーンの実施を通じて、目標達成に向けた効果的な戦略を築いていきましょう。

 

CATS株式会社がご提供する
サービスについて
詳細をご覧いただけます。

萩原 理香子

編集者 萩原 理香子

CATS株式会社 マーケティング戦略室

CATS株式会社 マーケティング戦略室

Contact

マーケティングにお悩みの方は
お気軽にご相談ください

CATS株式会社のサービスを知りたい方

CATS株式会社にご相談したい方