LINE自由記述アンケートとは?使い方や注意点について紹介!

2025年1月14日

よりよい商品やサービスを的確に企画・制作するには、ユーザーからの意見による改善が必要不可欠です。

そこで商品やサービスに対するユーザーの意見を募るために、アンケートを実施したいと考えている企業は多いと思います。

しかし、多くの場合、専用のツールを利用したり、有料のサービスを使ったりするため、コストや手間がかかります。

そこで、最近注目を浴びているのが、LINE公式アカウントのリサーチ機能です。

LINE公式アカウントのリサーチ機能では、無料でしかも比較的簡単な設定を施すことで友だち追加しているユーザーに対して、アンケートを実施できます。

この記事では、LINE公式アカウントのアンケート機能とは何か、LINEアンケートを実施する時の注意点、LINE自由記述アンケートを作成する方法などについて解説します。

本記事を読めば、LINE公式アカウントのリサーチ機能を利用したアンケートの実施に関する概要を理解できるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

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LINE公式アカウントのアンケート機能とは?

LINE公式アカウントのアンケート機能とは?

LINE公式アカウントには、リサーチと呼ばれるアンケート機能が備わっています。

ここでは、LINE公式アカウントのアンケート機能の概要について触れます。

ユーザーの声を聞くリサーチ機能

LINE公式アカウントには、友だち追加してくれているユーザーに対して、直接意見を募るリサーチ機能が備わっています。

リサーチ機能では、アンケートを作成し、そのページを友だちに配信することで、データを集計できる機能です。

この機能を使えば、LINE公式アカウントに友だち追加しているユーザーに対して、さまざまな質問ができ、その企業のサービスや商品をより良く改善することが容易です。

無料で利用できる!

LINE公式アカウントのリサーチ機能は、無料で利用できる機能です。

作成したアンケートを、友だち追加してくれているユーザーに対してメッセージとして送信できます。

また、ユーザー側も通常のメッセージと同じ様に、通知機能によって、メッセージが送信されたことを知ることができます。

このことにより、ユーザーがアンケートに回答する行動を促せます。

データを収集しユーザーのエンゲージメント向上へ

LINE公式アカウントでは、アンケート実施後、その結果を分析できます。

アンケートに回答してくれたユーザーの年齢層や性別、居住エリアなどを集計できるので、どんなユーザーがアンケートに回答してくれているのかを把握できます。

このことにより、ユーザーのエンゲージメントを向上させる一助となります。

つまり、LINE公式アカウントでアンケートを実施することで、企業とユーザーの関係性をより親密なものにすることができます。

その結果、その企業の商品の購買につながったり、サービス利用の増加に寄与することでしょう。

LINE自由記述アンケート使用の際の注意点

LINE自由記述アンケート使用の際の注意点

LINE公式アカウントのリサーチ機能による、アンケートの実施は、比較的簡単であり、しかも無料なので、費用対効果が非常に高いと言えます。

しかし、そんな便利なLINE公式アカウントのリサーチ機能にも、利用上の注意点があります。

ここでは、LINE自由記述アンケートを運用する上で、どんな事に気をつけるべきかを解説します。

未認証アカウントでは使用不可

第一の注意点としては、未認証アカウントでは、自由記述式のアンケートを利用できないことです。

未認証アカウントとは、LINEヤフー株式会社の審査によって、認証されていないアカウントのことです。

LINEヤフー株式会社では、登録されたLINE公式アカウントの信頼性を保つために、アカウント毎に厳しい審査を設けています。

例えば、そのLINE公式アカウントがユーザーの不利益になるような行動を行わないか、そのアカウントの活動が法令に抵触しないか、あるいはLINEヤフー株式会社に悪影響を及ぼさなかいか、など厳しい基準があり、それらを通過したアカウントのみが、認証アカウントになります。

LINE自由アンケートの利用を考えている場合は、まずは認証アカウントになることが必須です。

回答者と回答内容を紐づけできない

第二の注意点としては、回答者と回答内容を関連付けることができないことです。

このような背景もあり、どんなユーザーが、どの回答をしているのか把握できません。

その結果、集計したアンケート内容の分析に限界があるので、うまくアンケート結果を事業活動に活かせない可能性があります。

ただ、有料の機能拡張ツールを利用すると、アンケート回答者とその回答内容を紐づけることが可能になる場合があります。

アンケート結果を見るには回答者20人以上必要

第三の注意点としては、アンケートの結果を閲覧するためには、回答者が20以上必要なことです。

そのため、LINE公式アカウントの友だち数が一定数以上いないと、アンケートを実施しても、その結果を確認できない危険性があります。

まずはLINE公式アカウントの友だち数を増やすことから始めましょう。

LINE自由記述アンケートの作成方法

LINE自由記述アンケートの作成方法

LINE公式アカウントが認証アカウントになると、自由記述式のアンケートを募ることができます。

ここでは、LINE自由記述式アンケートの作成方法について解説します。

リサーチの基本設定を行う

リサーチの基本設定を実行するには以下の手順で行います。

①LINE公式アカウントの管理画面からログインする。
②アカウントを選択する。
③「ホーム」から画面左下側にある「ツール」を選択する。
④「ツール」の中の「リサーチ」を選択する。
⑤基本設定画面に遷移するので、アンケートの基本設定を行う。

アンケートの具体的な設定項目は以下の通りです。

・リサーチ名
・リサーチを実施する期間
・掲載されるメイン画像
・リサーチの説明
・公開範囲

紹介ページとサンクスページを設定する

リサーチの基本設定が完了したら、次は紹介ページとサンクスページの設定を行います。

紹介ページは、アンケートに 回答する前に表示されるページのことです。
以下の設定を行う必要があります。

・アイコン
・トップページ画像
・お問い合わせ先(会社、事業名、電話番号などの入力)
・ユーザーの同意(規約文の設定あり)

次にサンクスページへ遷移するので、アンケート回答者に送るお礼を設定します。

この設定では、クーポンやお礼のメッセージを設定できます。

質問内容を設定(ユーザー属性について)

次にアンケートに回答するユーザーの特徴について質問設定を行います。

具体的には以下の項目を設定します。

・性別
・年齢(具体的な年齢ではなく、年齢層を回答してもらう)
・居住地

質問内容を設定(自由記述形式)

次に具体的な質問内容を設定します。

アンケートに回答するユーザーの特徴以外は、個々に質問を設定する必要があります。

回答形式には、「自由回答」形式と、「単一回答」形式、「複数回答」形式があります。

自由記述式のアンケートを行いたい場合は、「自由回答」形式を選択しましょう。

質問設定が完了したら、「保存」を選択し、質問内容の設定は完了です。

配信

最後にアンケートの配信を行います。

メッセージ配信画面に遷移して、「リサーチ」アイコンを選択します。

その後、作成したアンケートを選択して、「配信」をクリックすると、ユーザーへアンケートが配信されます。

LINEアンケート結果とユーザーとの紐づけ

LINEアンケート結果とユーザーとの紐づけ

LINE公式アカウントのリサーチ機能では、アンケートの回答者とその回答内容を関連付けできないという弱点があります。

そこで、この課題を解決するために、LINE機能拡張ツールを利用するという方法があります。

LINE機能拡張ツールには、「Liny」、「L Massage」、「MicoCloud」などさまざまなツールがリリースされています。

ツールを使用することで、LINE公式アカウントから配信したアンケート回答内容と、個々のユーザーとを関連付けることができるようになるため、より精緻なアンケート結果の分析ができるようになったりします。

このように、LINE向けの機能拡張ツールを利用することで、LINE公式アカウントの機能だけでは実現できない、アンケートデータの管理と分析が可能となります。

まとめ

高品質な製品やサービスを提供するためには、ユーザーの些細な意見も改善点として取り入れていく必要があります。

そこで、LINE公式アカウントのリサーチ機能を利用したアンケートを、ユーザーに実施することは有効な方法です。

特に、自由記述形式のアンケートの実施では、予想もしていなかったご意見をユーザーから指摘してもらえるので、より製品やサービスの改善を図ることに役立ちます。

しかし、LINE公式アカウントのリサーチ機能では、回答内容とその回答をしたユーザーとを関連付けることができないので、アンケート結果の分析には限界があります。

その課題を解決する方法の一つとして、LINE機能拡張ツールを利用する方法があります。

LINE機能拡張ツールを利用すれば、どんな人がどのような回答をしたかを突きとめることができるので、より意義のあるアンケート分析が可能です。

LINE公式アカウントとLINE機能拡張ツールを併用すれば、より良い製品やサービスを提供する一助となるでしょう。

 

LINEの機能を使って、さらなる売上UPに導くための方法については、以下の記事でも紹介しています。併せてご確認ください。

【DL資料】LINEで叶える売上向上施策ー広告効果の低迷を解決する「ファンマーケティングとは」ー

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萩原 理香子

編集者 萩原 理香子

CATS株式会社 マーケティング戦略室

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