Case Study
実績・事例”ユーザーインセンティブ”へのイメージを変革する「ギフコ byGMO」 GMOメディアが提供する広告効果最大化のための新たな一手とは
GMOメディア株式会社
業種 広告
導入プロダクト
(写真左)GMOメディア株式会社 広告メディア事業本部 営業企画部 ソリューションセールスグループ 部長 奥山 了輔様
(写真右)GMOメディア株式会社 広告メディア事業本部 営業企画部 ソリューションセールスグループ ギフコ事業責任者 相沢 優斗様
GMOメディア株式会社(代表取締役社長:森 輝幸、以下、GMOメディア)が2024年6月19日から提供を開始した「ギフコ byGMO(以下、「ギフコ」)」は、ギフトキャンペーンによる高い集客効果と、運用工数のかからない独自の機能を兼ね備えた革新的なツールとして、リリースから間もなく多くの反響を得ています。
広告主の広告効果に対して本気で向き合い続ける部署が構想・開発したギフトキャンペーンツールとはどのようなものなのでしょうか。
広告メディア事業本部 営業企画部の奥山 了輔様(以下、奥山)と相沢 優斗様(以下、相沢)に、「ギフコ」の開発秘話や今後の展望を伺いました。
―本日はよろしくお願いいたします!
まずは、奥山様と相沢様が所属されている「広告メディア事業本部 営業企画部」の業務について教えてください。
奥山:よろしくお願いします!我々は主にアフィリエイト広告の販売をしている部署です。
CATS:広告主様からのご依頼の元、アフィリエイト広告の運用をされる部署ということでしょうか?
奥山:はい、2年前までは運用に特化していました。
しかし、GMOインターネットグループ全体としての方向性を考慮した結果、よりストック型のサービス提供に注力することになりました。
その流れを踏まえて開発に着手したサービスが、今回発表した「ギフコ byGMO」です。
―「ギフコ」とは、どういうサービスですか?
相沢:「ギフコ」は、もともと我々が提供しているアフィリエイト広告運用の根幹だったASPシステム「アフィタウン byGMO」の中に備わっていた「アフィコ」というギフトキャンペーン機能を切り出したものです。
出来ることとしては、①ギフトキャンペーンのLP作成、②エントリー管理、③デジタルギフトの仕入れ・送付、④問い合わせ管理の主に4つの機能を提供します。
―機能として、ギフトキャンペーンに注力した理由はありますか?
相沢:法人のギフトを利用したプロモーションは既に3000億規模に達しています。その中でもデジタルギフトはまだ1割程度ですが、成長率は年間110%以上と高いです。
徐々にではあるのですが、ニーズは着々と増えてきているので今後の成長を見込めると考えています。
引用:「ギフコ byGMO」 紹介資料より
また、アフィコは「アフィタウン byGMO」を利用しているお客様のみが利用できる機能でしたが、自社運用や他代理店での施策でもギフトキャンペーンをしたいという声がありました。
ツールとして切り出すことで、より幅広いニーズに応えられると考えました。
―今回「ギフコ」の開発を弊社CATSにご依頼いただいたわけですが、GMOインターネットグループの強みである【自社開発】の選択に至らなかった理由をお伺いできますか?
奥山:仰るとおり、GMOインターネットグループは「自社開発・自社提供」を強みにしています。ですので、内製化できれば理想的でした。
しかし、「ギフコ」の基盤となるアフィリエイトの計測機能は専門性が高く、対応するためのエンジニアが限られています。
たとえ自社開発で完璧なものができたとしても、今度はITP規制やその他の細かいアップデートに都度対応しなくてはいけなくなります。
このハードルの高さゆえに、内製化でなくプロに委託したほうがいいという決断に至りました。
すべて自社開発するという理念も大事ですが、「お客様に最も喜ばれる"ナンバーワン"のサービスを提供する」という理念をより重要視した、お客様満足度を優先したゆえの決断だったと思います。
CATS:本当の意味での理念に沿った決断をされたということですね。素晴らしいです。
―外部委託先として、弊社CATSを選んでいただいた理由はありますか?
奥山:口コミです。(笑)
アフィリエイト業界は横のつながりが強いので、私自身も「外に出て仕事をとる」「情報収集をする」ことを大切にしているのですが、そのような場で「CATSの対応が素晴らしい」という話をよく耳にしていました。
CATS:カスタマーサクセスのサポートはよく既存のお客様からもお褒めの言葉をいただく機会が多いですが、貴社にとってそのような「対応力」が必要だったのはなぜでしょうか?
奥山:我々の部署にはアフィリエイト計測に強いエンジニアが存在しないので、営業が自力で勉強してどうにか操作する必要があります。
これが、なかなかきついんですよね。
相沢:アフィリエイトにおいて営業担当者が一番つまづく部分が「他システムとの計測連携」だと思います。CATSさんなら、その部分のサポートも丁寧にやっていただけるだろうな、というイメージができました。
奥山:社長が骨を折りながらオフラインの商談に来てくれたことも信頼できる要因でした。(笑)
松本:骨は折れてないけど、全身ケガしてましたね。包帯しながらの往訪。
奥山:(笑)
昔と変わらず、今でもずっと真摯に向き合ってくださっています。
―「ギフコ」の提供を開始してから、反響はいかがですか?
相沢:発表してからまだ間もないですが、多くの反響をいただいています。
特に、今までギフトキャンペーンを実施していなかったお客様から「やってみたい」という声をいただくことが多いです。
CATS:今までギフトキャンペーンを実施していないお客様にも有用性が伝わっているということですね!
相沢:はい。「ギフコ」をきっかけにギフトキャンペーンが広告効果を高めるための新たな打ち手として検討いただけたお客様がいる、ということなので、非常に嬉しいですね。
そもそも我々は、CV数やLTVなど広告主の広告効果を最大化することをミッションとしています。「ギフコ」はそのようなミッションを達成するための1つの手段として作った機能なんです。
CATS:たしかに、今まで工数面の懸念で打ち手としてギフトキャンペーンを採用できなかった方も、そもそもギフトキャンペーンを検討したことがなかった方も、やってみたい!と思えるようなサービスですよね。
―逆に、広告主がやってみたい!と思えない理由はあるのでしょうか?
相沢:あると思います。ギフトを含め、”ユーザーインセンティブ”に対してネガティブなイメージがあるお客様は多いです。
CATS:インセンティブ目的のCVが発生することに対する懸念でしょうか。
相沢:はい。もちろんCVユーザーの質を下げるインセンティブが存在するのも事実です。
ただ、インセンティブが「目的」になるか、「副次的な特典」にするかの違いは重要で、「ギフコ」が提供するインセンティブは商品購入の「特典」に値します。
商品を知る入口のための機能ではなく、あくまで商品に興味を持った人の一押しとして活用していただける、そんなサービスだと自負しています。
―「ギフコ」はユーザーインセンティブへのイメージを変える可能性を秘めていますね。
相沢:元々は今の形を想像していたわけじゃないんです。サービスの構想段階から、CATSさんに壁打ちさせていただき、様々なSaaSプロダクトの提供経験から色んなアイデアをもらいました。
松本:我々も、お客様の声を集約してそれを「CATS社としてのアイデア」に反映しているだけですが、、今回はGMOメディアさんと一緒に素晴らしいプロダクトが完成しました。
(写真左)CATS株式会社 代表取締役 松本 勇
(写真右)CATS株式会社 プロダクトマネジメント部 マネージャー 石崎雄太
奥山:「ギフコ」は「ストック商材」としてこれからもサービス提供が続いていくものなので、今後もプロダクトのアップデートが必須になってくる、むしろそれが全てになります。
今後もCATSさんには「ギフコ」がマーケティング業界でポテンシャルを発揮しきるまで、一緒に伴走していただけることを期待しています!
―最後に、「ギフコ」に関する今後の展望はありますか?
奥山:「ギフコ」はNo.1を狙える商材だと思っていますので、まずはギフトサービス内のシェアを取りに行きます。
相沢:その上で将来的には、マーケティング課題をよりダイレクトに解決できるソリューションにギフコを成長させていけたらと思います。
奥山:また広告業界において、ポイント・ギフトやインセンティブが否定的なイメージで語られることが多くなっています。
実際に多くのキャンペーンが短期間で効果が合わず終了してしまった例も多く、継続的なお取引に繋がらない。このようなネガティブなイメージを「ギフコ」で変えていきたい、再定義したいと考えております。
「ギフコ」を通じて、広告主、消費者、そして私たちにとって Win-Win-Win の関係を構築し、より健全で持続可能なマーケティング環境を創造していきます。
GMOメディア株式会社
代表取締役社長:森 輝幸
事業内容:メディア事業、ソリューション事業
所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
URL:https://www.gmo.media/
Contact
マーケティングにお悩みの方は
お気軽にご相談ください