Case Study

実績・事例

(写真)デジタルアスリート株式会社 マーケティングエージェンシー部 部長代理 関根 諒亮様

デジタルアスリート株式会社は、広告代理店としてクライアントのマーケティング施策全体の最適化を得意としています。

その中で、広告で接触した見込み顧客をLINE公式アカウントに誘導する「LINE友だち追加広告」の支援をいち早く行ってきました。

今回は、マーケティングエージェンシー部 部長代理 関根 諒亮様(以下、関根)にLINE友だち追加広告支援の実施背景や課題、今後の展望についてお話を伺いました。

 

ー本日はよろしくお願いいたします!まずは貴社について教えていただけますでしょうか?

 

関根:弊社デジタルアスリートは、広告代理店に分類されますが、マーケティングの全体最適を目的にクライアントと深くかかわっています。

広告代理店というと、”WEB広告の運用・管理”のイメージが強いかと思いますが、私たちはサービスの価格変更やセミナー内容の提案など、マーケティング施策全体のディレクションを実現する体制を整えています。

 

―貴社が支援しているオンラインスクール企業(以下、S社)がLINE友だち追加広告施策※を実施した背景をお伺いできますか?

※LINE友だち追加広告施策とは

関根:S社はもともと他の運用代理店にMeta広告でのLINE友だち追加広告施策の依頼をしていました。

その中でS社のご担当者様に対して、YouTubeとLINE友だち追加広告の相性や有用性をご提案した結果、弊社にお任せいただくことになりました。

 

CATS:確かに、オンラインスクールに関連する動画に広告を付けることは効果的ですね。

 

―S社が元よりLINE友だち追加広告施策を実施していた理由は何でしょうか。

 

関根:ターゲットユーザーとLINEでのコミュニケーションが非常に相性がいいからだと思います。

S社のオンラインスクールは、副業や在宅ワークを検討している主婦をメインターゲットにしてるのですが、

LINE追加をしたユーザーの次のステップとして、「スクール受講のためのコンサル申込」という少々高いハードルが用意されています。

そのハードルを越えてもらうために、1to1でコミュニケーションを取れるLINEが非常に有用なのだと思いますね。

 

CATS:LINE追加コンバージョンのハードルが低いからこそ、その次のハードルを越えてもらうための工夫が必要なのですね。

 

関根:はい。仰る通りで、LINE友だち追加広告施策のメリットとしては、コンバージョンのハードルが低いということです。

フォームに何かを入力する必要がなくボタンタップでCVになるので、その点は非常にメリットがあります。

一方で、CVのハードルが低いからこそ質が低下するというデメリットも確かにあります。友だち登録してもらったものの、その後一切連絡が取れないこともあります。

しかし、それは獲得しやすいというメリットの裏返しなので、1to1コミュニケーションでそのデメリットを解消していくことが重要です。

この点ができていない企業様が意外と多いです。

自動メッセージでいかにユーザーに最適化するか、手動メッセージでいかに情報提供し寄り添うか。

そういう工夫をしつつ「ナーチャリング」をすることで次の段階のコンバージョンに繋がっていくと思います。

 

CATS:たしかに、私自身も色々なLINE公式アカウントの友だち登録をしますが「個別にフォローしてもらえているな」と感じるものには親近感も湧きますし、いざ本当に購買ニーズが高まったときに第一想起しますよね。

 

関根:仰るとおりです。

 

―関根様がLINE友だち追加広告を運用する中での課題感を教えてください。

マーケティング全体最適を目指すデジタルアスリートが考える「LINE友だち追加広告」の有用性

関根:従来の課題は、媒体の管理画面と実際のLINE追加数に乖離が生じてしまうことです。

今までLP上のCTAクリックでコンバージョン測定を行っていたのですが、当時の乖離率は84です。(笑)

この乖離が機械学習に影響を与えてしまうため、対策が必要でした。その際に導入したのがL-adです。

―L-adを導入したことで課題が1つ解消できたということでうれしいです。

 

関根:はい、L-adを導入することで、乖離の解消ができたという点はもちろん、ユーザーの流入経路が見えるようになったことで、そのユーザーに対して適切な訴求を提案できるようになりました。

例えば、Googleの検索広告から友だち追加してくれた方と、You Ttubeの動画を見ていて友だち追加してくれた方では、考えていることやニーズが異なってきます。

そういったときに、LINEで送るメッセージの内容を変えることで反応率もかわってくると思います。

L-adの場合は、媒体ごとだけではなく、キャンペーンやクリエイティブごとにも確認できるのでより細分化してコミュニケーションが取れると理想的ですね。

 

ー今後、LINEを活用したマーケティング施策は拡大していくでしょうか?

 

関根:現状LINE施策を実施されている企業というとクリニックやジムなどの店舗系が目立ちますが、今後はどんどん利用する企業が拡大していくと思っています。

例えば、EC事業者も活用が増えていくのではないでしょうか?

(写真右)CATS株式会社 マーケティング部 萩原 理香子

CATS:ECというと、とにかく様々な訴求で広告を回していかにその場でコンバージョンを取るかが大事になるイメージなのですが、そこにLINEを置く機会は増えるのでしょうか?

 

関根:増えると思います。

広告で出会った商品に対して即時購入してもらえることもあれば、検討のために一度ランディングページから離脱されることもあります。

ただ、離脱したユーザーが顧客になりえないかと言ったらそうではありません。

その際に、「購入」というCVから離脱しようとしているユーザーに対してLINEの診断コンテンツで捕まえる。といった施策は一般的になるのではないでしょうか。

 

CATS:そうですね。

活路としては離脱ポップでLINEへ誘導することで、より温度感が低いユーザーもコンバージョンできるようにするとよさそうですね。

 

関根:仰るとおりです。

ただ、離脱ポップでなくてもフロント部分でも全然活用できると思います。

通常CV時に、「LINE友だち追加でクーポンプレゼント」というように1回LINEに飛ばして会員登録していただく。

このひと工夫で2回目の購入以降に対してもアプローチができるので、様々な角度からLINEを活用していけるといいと思います。

 

―デジタルアスリート様のLINEマーケティング支援についての展望を教えてください

 

関根:昨今はLINE公式アカウントを活用している企業様も増えてきていますが、「LINEはLINE、広告は広告」と分断して考えられていることが多いかと思います。

前述したとおり、弊社はマーケティングの全体最適を目的にご支援をしておりますので、点と点を繋ぎながら、クライアント様に合った施策を提案していきたいと思っています。

そうなったときに数値的根拠を持って運用・提案できることは武器になると思っていますので、L-adを活用しながらLINEマーケティング支援をより強力にしていきたいですね。

 

デジタルアスリート株式会社

代表取締役:長橋 真吾

事業内容:

  • リスティング広告情報提供、リスティング広告代行
  • リスティング広告コンサルティング業務
  • ランディングページ・ホームページ制作
  • Webマーケティング代行、コンサルティング業務
  • デジタルマーケティング人材の育成と派遣・紹介 

所在地:東京都新宿区西新宿6-24-1西新宿三井ビルディング4階

URL:https://ppc-master.jp/

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